心臓を喰らう

悪魔に心臓を捧げて、悪魔と恋人になる少年の話です。作者様のキャラクターに対する愛情が感じられます。

悪魔のシルビアは、心臓をもらう代わりに人間の願いを叶える
ある日訪ねた少年がシルビアにした願いは、一年間のあいだ恋人になってほしいというものだった──という導入から始まる本作品は、そのシチュエーションの時点で最初から半分勝っていると言える
一年後、少年は、シルビアに心臓を捧げる
だが、一年を共に過ごしたシルビアが何も感じないことはないし、なんなら少年を守るために動くかもしれない
どういった結末であれ、よほど下手に書かなければ、読者の心を動かす物語になるはずだ
作者の文章力も安定しており、安心して読むことができる
総じて「約束された名作」と言えるだろう
面白いので、是非一読を

※アカウント利…続きを読む

主人公である零ニと悪魔のシルビアの絶妙な距離感がとても好きです。
零ニは形容しがたい暗闇を心の内に抱えつつも、シルビアは深くまでは踏み込まず、少しずつ寄り添っていく。

最新話でシルビアが零ニの悩みに踏み込みそうな描写が見れたので楽しみです！

とても魅力的に描かれたキャラクターが織りなす恋の物語。
ぜひ読んでみてください！

これからも応援しています。

まだ、読んでる途中ですが、この名作はもっとたくさんの人に読んで欲しいと思いレビューしちゃいました。