概要
そんなわたしだけど、一応取り柄というか、人に自慢できることはある。
それは、小学生時代に作文のコンクールで佳作を取ったこと。
……って言っても、全校児童の前で表彰されても、クラスメイトは誰も褒めてくれなかったんだけど。
でも、中学に進学してからしばらく経ったある日、わたしに転機が訪れる。
わたしとは正反対な明るくて人気者の陽キャ、大鳥圭夏(おおとり けいか)ちゃんが、新しく演劇部を作るから、台本を書いてほしいと誘ってくれたんだ。
そこにストイックなファッションデザイナー志望の中島三春(なかじま みはる)先輩が衣装担当として、軽音楽部部長で歌い手として人気の永井雪江(ながい ゆきえ)先輩が
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!陰キャ女子が演劇部で見つける、自分だけの居場所のつくり方 🎭📚
『演劇部を作ろう! ~陰キャで本の虫なわたしが、陽キャのクラスメイトに誘われまして~』は、「居場所がない」と感じている子が、自分の手で“居場所をつくっていく”物語です 🌱✨
主人公の榎本千秋は、本が好きで、運動も人付き合いも得意ではない、いわゆる“陰キャ”な女の子です 📖💤
クラスの空気に合わせて笑ったり、同調圧力に押し流されたりしながら、「ここは自分のいる場所じゃない」と、どこかでずっと感じている 😶🌫️💔
そんな千秋の前に現れるのが、陽キャで行動力の塊みたいなクラスメイト・圭夏。彼女は千秋の“本好き”という一面をちゃんと見ていて、「一緒に演劇部を作ろう」と誘います 🎭🌟
演劇部…続きを読む - ★★★ Excellent!!!逡巡と葛藤が織りなす美しき青春ドラマです
本作は軽い感じのタイトルからは考えられないほどに、感情を掘り下げた作品となっております。
主人公千秋は引っ込み思案な中学生でしたが、ふとした出会いから彼女の人生が動き始めます。
しかしながら、簡単なことではなく、千秋は常に悩みを抱え、逡巡することに。それ故に物語はゆっくりと輪郭を表していきます。
詳しくは読んでみていただきたいので割愛いたしますが、友人との出会いや先輩たちとの出会い。それらは千秋の背中を押し続け、目標へと彼女を歩ませていく。
きっと読者は葛藤し続ける千秋に共感を覚え、決断をした彼女に声援を送っているはずです。物事を真面目に捉えすぎる彼女には少しばかり心配してしまいますが…続きを読む - ★★★ Excellent!!!等身大の
女子中学生の物語が広がっていました!
あらすじにある通りの進行ではありますが、導入からの丁寧な運びが読み手の共感を引き出してくれるように感じました!
ここまであらすじに書いてあるので、ささっと流していくかと思いきや・・・
彼女たちの思いいたるまでの心情がまるで、近くで見ているように感じられるような躍動感と共に綴られていました!
こういう子いるなぁ・・・
こういう人苦手だったなぁ・・・
等々
ポツリと描かれる描写は読み進める上でのとても気の利いたスパイスとなっています!
また、このようにリズムよく読める理由に1話のボリュームがとても考慮されていることも大きいと思います。
少しでも多く伝えた…続きを読む