概要

何もかも、いずれ失うとして──
帝国と共和国は終わりない戦禍の中にあった。

共和国軍に身を置き、心を殺して命を刈り続ける暗殺者の男は、雨の降る日に己の命の終わりを見た。けれど、死にかけの男の上に娘は傘を差し掛けた。男のことを何ひとつ知らない娘は言う。

あなたは誰かを傷つけることを怖がっているのだと。

やがて心を殺していた男は娘にどうしようもなく惹かれていく。血と硝煙にまみれたこの手で触れればいずれ壊れてしまうと、どこかで感じながら。



いずれ終わるこの刻を止めてしまえたら。

そう、願った。

それでも──。



※この作品はヘルエンジェルの外伝、レグルスの物語になりますが、本編をお読みでなくとも楽しめます。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648371255446
  • 残酷描写有り
  • 完結済5
  • 27,814文字
  • 更新
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