憧れに手を伸ばすことが、青春だ

 人が乗り込むロボットは、人体だけではたどり着けない領域に進むための力。肉体の拡張だ。
 届かない理想や現実に手を伸ばす、そういった青春の瑞々しい感情と、ロボットと言うジャンルは予想以上に相性がいい。
 この物語も同じだ。
 かつて見た憧れに手を伸ばす。その過程で、ままならない現実に対して試行錯誤して努力をする。
 SFと言う背景をもちながらも、そこに居る登場人物たちは『若く』、そして『熱い』
 まさに青春もの、王道である。

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