第10話 パスタ屋にて
パスタ店に入った俺たちは各々注文を決め早速雑談タイムに入った。
口火を切るのは我らの主人公。ここも丸投げで静観しようと俺は決めた。
「そういえば二人は俺らと同い年くらいに見えるけどどこの学校なの?因みに俺らはこの春から清涼高校に通うことになった1年生なんだけど。」
「そうなんですか!?すごい偶然!私たちも今年の春から清涼高校に通う一年生です!ね?白雪!」
「ええ。同じ学校ですので学校でも仲良くして頂けると幸いです。」
有原さんの目はずっと秋也に向いているが柊さんはこっちを見ている。
恐らくさっきの話があったからだろうが気まずい。
「ならここで会ったのも何かの縁だし連絡先交換しようか?」
「是非!」
「構いません。白銀さんもそれで宜しいでしょうか?」
「おっ・・・おう。」
押しが強すぎる。
女性の連絡先はあまり入れたくないが今回は必要性があるし仕方ないか・・・。
そんなことを考えながらお互いに連絡先を交換したタイミングで料理が届き、たまに会話に相槌を打ちながら食事を終了した。
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