2025/9/28 癒される夢
二日続けて金縛りに遭い、寝るのが少し怖くなっていたけれど、金縛りじゃなくて夢が良いと願っていたからか、とてもほのぼのできて楽しい夢を見られた。
夢の中でも同じ場所で働いていて、アイスクリームの管理をしているところだった。
現実と違ってアイスの棚も場所も何もかも違っていたけれど、とても楽しく働いていた。
家に帰ると、父親が東京へ働きにいっていた。
どうしてわざわざ東京へ?なんて思いながら母と二人でご飯を食べ、部屋で芋虫の世話をしていた。
子供の頃が懐かしくなる。
芋虫はおいしそうにモグモグ用意した葉っぱを食べていて、私は芋虫にも好きな葉っぱや苦手な葉っぱがあるんじゃないかと気にしているところだった。
この子はどの葉っぱが好きなのかな?どれをあげたらもっと喜んでくれて、もっとおいしそうに食べてくれるかな?
働いた後なのに太陽の位置は高く、外はポカポカしていて風が涼しい。
葉っぱを集めに歩いていると、綺麗な蝶々が薄桃色の花の周りをヒラヒラ舞うように飛んでいた。
この花はなんて花かな?蝶が周りを飛んでるけど、好きな蜜の花の葉を幼虫が好んで食べたりするのかな?
様々なわからないこと、知りたいと思えることを頭に浮かべながら観察していると、蜜を吸おうとした瞬間、蝶が花びらに押さえつけられていた。
一瞬何が起きたのかとびっくりした瞬間だった。
心なしか見ている蝶もびっくりしているように見える。押さえつけられた後しばらく動かなかったから。
蝶の体には、蜂やコガネムシのように花粉がたくさんついていた。
まるで花が「タダ飯は許さんぞ!」といっているかのようで、気づいたときにはくすっと笑ってしまった。
蝶は落ち着いたのか、安全だとわかったからか、ゆっくり蜜を飲んだ後はひらひら違う花へと飛んでいった。
周りに花粉を運んでいる虫が少なくてできた智恵、進化なのかな?
考えたり知ろうとするのが、仲良くなるためにたくさん調べるのがとにかく楽しくて、いろんな種類の葉っぱを家に持ち帰り、芋虫に食べさせてみていた。
そうしてほのぼのやっていると、いつの間にか出勤時間の20分前になっていた。
まだ寝てないのに、一日の間に二度目の出勤だ。
時間の流れが夢の中では異なっているらしい。
自転車で外に出ようとしてみると、さっきまではなかった雪がたくさん降り積もっていた。
頭に浮かぶ「遅刻確定」の4文字。
焦りながら、家の中に入って遅刻するって連絡をとろうとし、どういうわけかさっきまで飼っていた芋虫が鳥になっていて、鳥をカゴから出して一緒に外へ出ようとしていた。
夢特有のいつものやつだ。
東京にいるはずの父親もまた、家に帰ってきていて、職場まで車に乗せてくれることになった。
おまけに、家から出るとさっきまであった大量の雪は日の光で溶けてなくなっていた。
さほど暑くなったわけでもなかったのに、本当に不思議な世界だ。夢あるあるがたっぷり詰まっている。
鳥をカゴに戻すことなく、手に持ったまま一緒に車へ乗りこむと、頭の中にナレーションのようなものが流れてきた。
「君が選んだのは27番目の羽が生え変わる前の鳥さんだ。これからどうなっていくのだろう?」
何の話かまったくわからず、夢特有の滅茶苦茶具合を楽しんだ。
それに、27番目の羽ってどうやって数えるのだろうか?
疑問に思いながら、大人しく手の平の上にいてくれている鳥の背中をゆっくり撫でると、緑色の羽毛と羽に、青くてキラキラした羽と羽毛が混じっていた。
生え変わりって、青になる方?緑になる方?どっちだろう?
いろんな疑問が頭に浮かんでいるうちに目が覚めた。
金縛りに遭うこともなく、ほのぼのしていた上に、懐かしくなるような内容だった。
鳥を飼いたいけど、すぐ死んじゃうし、ちゃんと環境を整えてやれないと思って飼えなかった私の願望をかなえるような夢でもあって、とても癒されるような夢でもあった。
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