概要
我が身をたずねて何千里……?
和泉映は、視界内の対象に魂を乗り移らせる特殊能力「漂意」を持つ女子高生である。高校入学直後の五月、彼女は体育の授業を避けるため親友・紅愛の身体を借りるが、その隙に自身の身体を何者かに奪われてしまう。身体を失い「魂の漂流者」となった映は、親友の辻野紅愛や手先の器用な渡仁平らの助けを借りて犯人を追う。特殊な眼を持つ五歳児の凪や猫と話せる日向太、驚異的な嗅覚を持つ棗田先輩らの協力を得て、彼女は自身の身体がかつて入居していた児童養護施設「楓縁館」の地下にある研究施設へ運ばれたことを突き止める。
施設で対峙した「自分自身の身体」に入っていたのは、本来この世界にいたはずの「もう一人の映」の魂だった。そこで明かされた衝撃の真実は、主人公の映が別の並行世界の火災で両親を失い、死の淵でこの世界へ漂着した存在
施設で対峙した「自分自身の身体」に入っていたのは、本来この世界にいたはずの「もう一人の映」の魂だった。そこで明かされた衝撃の真実は、主人公の映が別の並行世界の火災で両親を失い、死の淵でこの世界へ漂着した存在