大人になってもラストシーンの虚しさを感じる心は変わらないんだな。
- ★★★ Excellent!!!
小学校の頃は、ごんが可哀そうで涙を堪えてたよ。
ただ、まあ……大人になって読み返してみると、ごんはなかなかにとんでもないキツネだったな(笑)。
『ごんぎつね』といえば、やはり悲惨なラストシーンが強く印象に残っている。
ごんがこれまで重ねてきたいたずらの因果が巡り巡って返ってきた結末に、なんとも言えない虚しい余韻を感じたのは、子どもの頃から変わらなかった。
ただ一つ、大人になって感想が変わった点がある。
それは、ごんなりに兵十への罪滅ぼしができたこと、そして自分のしてきたことをすべて知ってもらえたことで、ごんはどこか満足していたのではないか、と感じられたことだ。