概要
最凶の切なさの、その先へ。少女は紅いキズを世界に刻む。
その日僕は見る。彼女の本当の姿、戦い、信念。空っぽの現実に紅い創を刻んで存在証明とする、その前進への一途を。異容に巻き込まれ日常から落ちた僕を救ったのは、異形と化した少女だった。本当の現実。星を食う敵。分割された時空で戦う彼ら。強制され、価値は認められず、意味は持てず。やがて愛しき道連れ達も失って、なおも戦うその理由。僕が見たその答えをここに記そう。
生きている限り、自分の手で創り続けます。
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