第4話:初等教育 ②

・応用

 私は現行のカリキュラムを2つに分けるべきだと思う。なぜなら、勉強が苦手な子に無理矢理勉強をやらせることは1つの虐待行為のように思えるようなこともあるからだ。そして、大人の事情に振り回されてしまうことによるストレスにより子供たちの心身を壊してしまうのだ。この事が毎年のように起きていることで子供たちの自殺や引きこもり、不登校などに繋がっていってしまっていることは深刻に受け止めなくてはいけない。

例えば、授業に関しても学校に行って受けるもしくは家からインターネットを通して受けるという2つの選択肢を作るべきだと思うし、通常カリキュラムを行うクラスと通常カリキュラムと実務的なカリキュラムを行うクラスに分けて授業をする事も授業をしたい子たちと授業はしたいけど、別のことをやりたいという子たちに対しても柔軟に対応することが出来て、先生たちにとっても児童にとっても自主選択が出来る教育環境、学習環境を整備することでその子に合わせた学習方法を見つける事が出来て、お互いに切磋琢磨することで無意識のうちに助け合いの精神を持つことが出来るようになるのだ。そして、先生方もその子たちに合わせてカリキュラムなどを組むことが出来るため、通常のカリキュラムで“ここまで進めなくてはいけない”・“これくらいは理解していて欲しい”という焦りや固定概念などを排除し、個別に適性を見極めながら進めていくことが出来るのだ。


 現在はホームスクールやフリースクールなど学校外での教育機会が増えている。しかし、これらの外部機関の発達が都市部など人口の多いエリアに集中しており、それ以外のエリアではあまり大きくは発達しておらず、子供たちとの距離感をどのように埋めるかが課題となっている。


これらの外部教育機関と連携している学校は増えてはいるが、自治体の判断が必要な部分や学校長権限になっている判断項目が多数存在するケースが多く、中でも出席をどの程度認めてもらえるか、卒業証書をもらうために必要な条件など制度自体が不明確な部分が多く、子供たちにおいては実際に勝代するために必要な情報が不明瞭な部分が多いのが現状だ。


 私はこれらのスクールを独立した形で運営し、文部科学省から教育機関としての承認をもらい、その学校だけで卒業資格を取ることが出来るようにするべきだと思う。なぜなら、不登校の子や非登校選択の児童にとって学区内にある自分が在籍している学校と普段通っているスクール・自宅学習と多岐にわたる選択をしてきたことで人との接触が多い子と少ない子との二極化状態になることも十分に想定できる。


 ただ、これらのスクーリングの課題として“子供の心理と親の心理の地域間格差”が挙げられる。なぜなら、都市部と地方部ではかなりの個別認識のズレ、地域的概念のズレなどお互いの認識格差が広がっているケースも少なくない。例えば、都市部などでは学校へ出席をしていなくてもあまり干渉されることはないし、そのことでいじめが発生することもごくまれなことだ。

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