#230 歩きすぎた少年

「おやおや、帰りが遅いと思ったら、今日はかなりの距離を歩いたんだね」

「ああ。僕としたことが失敗だよ。歩きすぎて足が棒になってしまった。天気が良いと、つい外を歩きたくなる──ってのわ!?」

「ははは。鼻が伸びるということは今嘘をついたね。全く、本当はどうしてそんなに歩いたんだい?」

「……お爺さんの誕生日プレゼントを買おうと、色々お店を回ったのさ」

「ふむ、それなら仕方ない。今日はわしの車で送ろう。次は気をつけるんだよ」

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