#130 朝のルーティンと変身

 目覚まし時計がけたたましい音を鳴らす。

 時刻は朝7時。起床の時間だ。

 時計のボタンを押し、音を止める。ばっちり七時間睡眠をとったことで、目覚めはスッキリしている。

 洗面台に行く途中、電気ケトルのスイッチを入れる。洗顔を終え、タオルで顔の水気を拭き取りながら、ケトルのお湯と冷たい水を注ぎ、程よい温度の白湯を作る。飲み干し、同時にトースターにパンを入れる。

 スキンケアを行いんがらスーツに身を包み、焼き上がったトーストにジャムを塗る。

 その動きに無駄はない。いかに効率よく、スムーズな動きで朝の行動を行えるか、ここ数年考え、試した結果のルーティン行動。

 食器を食洗機に入れ、昨夜の分とまとめてスイッチオン。

 歯を磨きんがら、髪を整え、そして机の引き出しを開ける。

 ずらっと並んだ様々なフレームのメガネ。

 さて、今日は大事なプレゼンの日だ。ならば、このフレームの薄いメガネにしようか……おや? そういえば今日のプレゼンは役員も観にくると言っていたな。

 ならば、差し色にレッドが入ったフレームのメガネにしよう。赤は私に熱意とやる気をくれる色。

 うん、手入れはばっちりしたるから問題ない。

 そうして私は数十個もある様々なメガネの中から、一つを取り出す。

 鏡の前に移動し、ちょっとした掛け声と共に眼鏡をかける。

 さーて、今日も気合を入れていこうか!

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