詩 俺は短くなる
仲仁へび(旧:離久)
詩 俺は短くなる
夕焼けに焦がされて
燃えていく
だから短くなる
俺は短くなる
世界の片隅で
大自然の片隅で
ちっぽけを感じた俺は
どんどん短くなる
染まっていく
変わっていく
戻れないほどに
劇的なほどに
そして色もくすんでいき
最終的には真っ赤を通り越して
灰色を通り越して
真っ黒になってしまう
俺は短くなる
夕焼けに焦がされて
俺という存在が短くなる
「ストーリー」
人間にはとても長い人生が約束されています。
医療の発達で、遥か昔に比べれば1000年も生きられるようになりました。
ですが、寿命の天敵があるという事を知っておいてください。
この居住ドームの外に出て、心を動かされるようなものを見た人間は、必ず寿命が短くなってしまうのです。
詩 俺は短くなる 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます