第1-9章:太陽に強く照らされる伊夏
こうすると先生に叱られることを知っている伊夏と倉伊が何も感じがない。
まぁ、ちょうど時間をつぶせるから、楽んじゃないか、先生が言ったことは知らない振りすればいいだろう。
どうせ伊夏もそう思うはずだ。
今の伊夏は、自然の法のことを考えてるから、完全に気にしていない。
............
休み時間、私と倉伊は先生のオフィスに行く。
「あのさ、二人とも、試験なら真面目にしろよ、色々な工夫をしないでよ、前にはそうしないのに。」
ただ笑うだけで、なにがやったの?声でも出さないよ。
「倉伊さ、絵を描いたいなら、休み時間でやれよ!試験の時は真面目にやれ、終わったら何回をチェックして、必ず良い点数を確保しろよ!」
この試験の簡単さは十分で書き終われる、それに元々真面目にやるつもりはない。
「二人ともは、そんなに速かったら、ここで俺の手伝ってくれよ、終わったあと、試験に戻る。」
「「............」」
「「はいお、望むところなんだ。」」
「クラスに次の試験を見ていくので、さっきの答案用紙はこちら、ちゃんと評価をやってくれよ。」
先生ってこんなことをしてもいいのかな?
まぁいい、どうせ倉伊も試験したくないから、ここで時間を潰すほうがいいのかも。
やがて、チャイムが鳴った。
「それじゃ頼むわ。」と先生が一言で、行って去った。
「「............」」
「結局、早めに成績を知ることになったね。」
「そうだね。」
「この状況を見れば、これらをやらないと教室に戻れないね。」
「ずっとこのままやらないと、教室に戻れないっていいんじゃねぇか?」
「まぁ、そうかもしれないけど、親に知ったらきっと怒られるから、やめとこう。」
「そういえば、今このオフィスに誰もいないから、ここでお喋りしてもいいかもね。」伊夏はどうでもいい口調で言う。
以上で、伊夏と倉伊はこそっりとお喋りした後、答案に評価され始めた。
「ところで、伊夏、さっき何を考えるの?なんだかすごく真面目に考えるようだ。」
「それはね...今は内緒、後で伝えてあげる~」
答案に評価をされてる時に二人はほとんど言葉を話さない、ただ本気にしてるだけ。
先生が大嫌いなのに、なんでそんなに真面目にやってるのか、私もわからない、前にもそういう体験がないから、ちょっと面白いかなと思うだろう。
約十五分が経った、すべてをやり終わった。
ちなみに、さっきのテストに私と倉伊は全部満点で、だから簡単すぎるって言ったよ。
「「報告。」」
「終わったか?」言ったとたん、二つの試験用紙を差してくれて。
「「............」」
私たちは
だけど、私たちは同じことを思ってる。
「「この授業が終わったら、私たちにとってもう夏休みと言えるんだ。」」
「はい、筆を置いて!後ろから答案を収める」
生徒たちは先生の指示にやる。
「それじゃ、問題がないなら、皆は放課してもいいですよ!」
先生の声を聴いた生徒たちは各々に自由行動になった。
本来、私もこのまま倉伊を探しに行くのに。
「あ!さっき言い忘れた、伊夏と倉伊は先生のオフィスに来て!」
私と倉伊は同時に無言になる、さっきだってお前の手伝いをやったじゃないか。
嫌だけど、仕方なく私と倉伊は先生の言う通りにオフィスに来た。
............
「なんだ、先生、まだ何が用があるのか?」
「いや、特にないよ。」
「そういえば、伊夏、最近学校に来ないね、まだ元気だった?」先生は微笑むだけど、それはおそらくべつの意味で。
「えっと、まぁまぁかな、特に大したことはないんですけど。」伊夏は強いて笑って言う
「なら倉伊はどうだ?」先生は微笑んだままで問いかける。
「私は、伊夏と同じ、まぁまぁだったかな。」
「そういえば、前回のことはまだ処理が終わってないでしょう。」
「......なんだ?」伊夏はかっと目を大きくなる。
「目上に尊重しないってことよ、まだ家族に言ってないよね。」
「............その、先生......?」
言った先生は携帯を取って電話をかけた。
伊夏はまずいだと感じる。
「失礼ですが、伊夏のお家族ですか?、はい、ちょっとを伝えたいことがありまして.....」
今さら、わたしが焦ってもこれからのことは何も変われないんだ。
「今日帰った、伊夏、自分で家族と解釈して。」
今の私は何もできない、ただ無力で「わかった。」と言うしかできない
「倉伊も同じ。」
倉伊は返事がないけど、友として私は知っている、それが不平だと思っている。
私も同じ想いを持っている。先生に大声で対することについて、私達は一体どこに間違った?
目上に尊敬するなんて、どこに尊敬しがいがあるの?
私達はいったいどこに間違った。
小さい頃から目上に尊敬するって言ってばかり、そうする意味は一体何?目上から私に敬語を言ったことは一度もないよ。
本当に尊敬するなら、お互いのことを尊敬すべきだろう。
やはり、家に戻ったら、親はもはやドアに待っているんだ。
私はため息を嘆いた。
「ただいま‥‥‥」
「伊夏、リュックを置いてから、居間に母を向かいにきて。」
家族の口調は思った以上に柔らかいけど、普段より重くなった。
リュックを部屋に置いてから、私はぐずぐずと居間に行く。
つづく
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