第1-8章:太陽が出る前


卒業試験の当日。


「伊夏!おはよう!」倉伊が笑顔で

「倉伊!おはよう!」伊夏も笑顔で


今日で一緒に学校に行くって約束した。


「今日が終わったら、一応卒業だと言えるんだね!」伊夏わくわくと言ってる。


「そういえば、伊夏、今日小説持ってる?」


「倉伊はどう思う?」


「持ってるだろう?」


伊夏はリュックを開けて、中にはテキストなんて一本もない、ペンケース以外、たっだ一本の推理小説と一本の恋愛小説と二本の漫画だけ。


倉伊が急に伊夏を抱きしめる。


「伊夏最高!」倉伊の顔が伊夏の肩のもぞもぞして、馴れた小猫みたいに見える。


伊夏は手で軽く倉伊の頭を撫でた。


二人はこういう雰囲気で学校に到着。


「よう、これは不登校の二人やつか?」


その声を聴いた、すぐ誰かと分かった。


「「今日でも私たちことを見逃してくれないか!」」


二人が同時に河島を睨む。


河島が驚かされたような、黙ったままで行って去った。


「「............?」」私たちが訝しい目で河島の姿を見る


そして二人が楽しく笑った。


「河島の奴、やっぱり自分より強いことも怯えるか、よくあの事件の時に偉そうな態度だな!」


「伊夏はすごく怒っているね!」


「当然だ!あの事で、私があいつに対しての怒りが極めて溢れたよ!できれば死刑を処したいの!」


そして、二人が共に教室に入る。


「今日は卒業試験の日でも彼奴等は相変わらず気にしないふりね。」



「試験が始まったら、借り物とか禁止です!」


「全部大丈夫なら、試験用紙が持ったら答えられます。」


最初の試験科目は数学、私が一番得意な科目。


試験は思った以上簡単なので、20分しか経たないうちに私が全てを答えた。


倉伊にとってはこれほどの試験は‥‥もはや絵を描き始めた。


この時間はつまらないなぁ‥‥‥こんな時間があれば倉伊とおしゃべりした方が良いんじゃない。


「もしを学べばいいなぁ‥‥‥」私の頭の中、突然この想いが浮かべた。



休み時間で、倉伊は相変わらず伊夏の席に来て伊夏と一緒に小説を読む。


前と違ったのはお互いの距離はもっと近くなった。


「ほら伊夏、ここの文体はすごく良いんじゃない

〜」


「確かにここの文体はすごく良いんだけど、そこの文体はもっと良いね〜」


「こらこら!お前らは今日はどの日だと思ったのか?試験の日までエロ小説を読むなんて‥‥‥」


「「‥‥‥‥‥‥」」

私達が同時に噤む。


「こら!俺の話を答えなさいよ!無礼な奴ら!」


「お前は朝でまだ足りないか?試験がうまく行こうか行くまいか、私達のこと、君には関係ないだろう、この時間があれば早く勉強した方が良いんじゃないか?」


「そうだよ!一日ずっと私達の面倒をかけてきて、お前時間多いの?」倉伊が伊夏の話を接して。


「先生に訴えるのが怖くないか!」


私達はこれ以上失えることがある?そのカードを失ったのはお前の問題はもう言ってないくせに。


「まぁいい、伊夏、私達が彼奴のことなんて、構わないで、猿だと思ればいい。」

「そうだね、其奴とこれ以上話せば時間の無駄だし。」


そして二人が河島の行動を無視にして、すこしの時間を経った。


「お前らはいい加減に!」


その声につれて、私達の本が床に落ちる


すぐ気づいた、それは河島が打ったの。


「「‥‥‥‥‥‥」」


「なんだ!調子に乗ったのか!人の声を無視するなんて。」


それでも、私達は一言も言わずに、黙って本を持って教室から離れた。


「マジうるさいなぁ」

「そうだよ」


しばらく教室外で居たあと、チャイムが鳴いた。


「戻ろう。」

「うん。」


ついでに伊夏が倉伊の手を教室に着たまで握って歩く。


「これから試験は何?」

「確かに国語だかな?」

「まぁどっちの科目でもいい、私はもうそういう気持ちがないんだ。」

「そうだね。」


試験が始まったばかりに、伊夏が適当に書いて、そしてまた自然の法のことを考えてる。


「自然法者になれたら......旅に対してすごく役に立てるね......」


自然の法は魔法みたいに色々な能力が使える、けどその中に最も重要なのは空で飛びことができるんだ。


自然の法の分類については自然学生しぜんがくせい自然者しぜんしゃ

自然者のうちにまた、初自然者しょしぜんしゃ魔自然者ましぜんしゃ自然法者しぜんほうしゃがある。


自然法者はその中に最も優れた自然者だ、無限に空に飛べる、空中で変身ことができる、自然法者本人が学んだことがある能力を使える、レベル高い避けこともできる。


自然の法を操れば、私も憧れたヒロインのような、旅をすることができるのかな!


ここに考えると、私が不注意に笑った。(ほんの少しだけ)


「伊夏!何を笑うの!試験中笑っちゃだめって知らないの!」先生が伊夏に怒鳴る。


私は先生に返事はしない、私は知ってる、今すぐ返事をあげたら『お前に返事を要求わけじゃない!』と言われたから。


一方、倉伊も先生に𠮟られたような。


「何してるの!なんで絵を描くの!もう書き終わったもチェックした?」


「あ…私はもはや書き終わったよ。」倉伊が冷たく返事をする。


「......お前はあと俺と先生室に来い、伊夏もつれて。」


「「......はいお。」」



                   つづく

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