第31話【アジフライ】
アジフライ(表記揺れ: あじフライ、鰺フライ、鯵フライ)は、アジを食材としたフライ料理(パン粉を衣にした揚げ物)である。英語では“Aji Fry”などと表記される[2][注釈 1]。明治以降の日本で西洋料理に基づいて独自に発達した洋食のひとつであり、その後はほとんど和食と位置付けられることもあるほど、おかず、おやつ、酒の肴などとして広く普及している。
調理はアジにパン粉などを付けて油で揚げるのが基本で、細かい工程では様々な工夫がなされる。サクサクとした衣とふんわりとしたアジが作り出す食感が特徴で、かける調味料によって異なる味を楽しむことも可能である。また、栄養面では低カロリー・低糖質でエイコサペンタエン酸 (EPA) やドコサヘキサエン酸 (DHA) が豊富であるとされることがある。
日本では、家庭料理だけでなく中食・外食としても普及している。このほか、町おこしやキャラクターの題材にされたり、俳句・エッセイ・漫画・ドラマなどの作品内でも取り上げられたりするなど、日本文化の中で親しまれている料理である。
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「これは、食わねば」
というわけで、万九郎はセレナと一緒に、アジフライを食いに行くことにしました。
「アジフライって、初めて。美味しい?」
「ああ。きっとほっかほかな身が、楽しめるぞ」
ベアトリーチェは、「もうアジとか、飽きた」だそうだ。
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いつもの三菱パジェロで、出発する。
自宅から暫く西に移動し、相浦、佐々を介して北上。福井洞窟を通過して、志佐(松浦)で国道204号に合流後は東進し、調川(ツキノカワ)を介して今福に到着する。
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「よし。ぎぎが浜海水浴場より、少し手前だな」
海の里食堂は、簡単に見つかった。
「よーし。入るぞー」
「いらっしゃいませー。お二人さま?こちらのテーブル席へどうぞ」
かなり色っぽい、いや普通のオバサンが言った。
「えーと、メニューは、壁に貼ってあるな」
アジフライ定食500円。
素晴らしい値段だ。
さっそく万九郎は、セレナと自分の分2人分を、注文した。
「あ、とりあえずビール。中瓶で」
いつものお約束です。
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「はいどうぞー。アジフライ定食二人分です」
さっそく、食う。
「うっ、美味い!」
「うん。ほっくほくして、美味しいね」
口の中が、辛さで一杯になると、ご飯を食う。
これがまた、美味い!
万九郎とセレナは、幸せでいっぱいになった。
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「はい。これオマケのアジの刺し身ねー」
「OH!普通は、大根の細め切りが載ってるのに、何と大根落ろし!これは、ヤバ過ぎる!」
万九郎は、ビールを飲みながら食べて、涙を流していました。
万九郎は、ふとiPhoneでTwitterを開いてました。
「鯵の旬にアジフライが食べたい!と思いましたが、14時を過ぎてしまいお目当ての店がしまっていたことから、まだ空いていたこちらに寄らせてもらいました。隣の店舗で冷凍のアジフライが売ってましたが、それを揚げてるでしょ?と感じるぐらい冷凍のアジフライの味でした。ごはんも足りなくなったらしく、炊き立てのごはんは失敗したようなとても不味い白米でした。付け合わせのヒジキもとてもまずかったです。行った時間が悪かったと思うので、もしまた行くことがあればランチ前にいきたいですね。お値段はとても安いです」
うーん。圧倒的に説得力があるツイートに、万九郎は納得していました。
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店を出るときに、ほかにオススメは無いかと聞いたところ、
「車で少し行けば、調川(ツキノカワ)市場がある。そこには、今の時間だから、採れたてで生きてるのを買えるよ!」とのこと。
万九郎は、さっそく三菱パジェロで向かったのです。
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「うわっ。カワハギ!アラカブ、メバル、チヌ、トビウオ!カマスもある!」
京太郎は大喜びです。
それと、ガシャガニと普通のエビ(Shrimp)も買いました。
「よっしゃ。今日の夕飯は、ベアトリーチェに頼んで、豪勢に行こう」
セレナも。嬉しそうだ。
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カワハギ、アラカブ、メバル、チヌ、トビウオに、カマスは一夜干し。
「今日は、いいの集まったね」
ベアトリーチェも、嬉しそうだ。
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調川から、ちょっとだけ先に行くと、「庄屋」って美味しい店もあります。
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