学校の七不思議を攻略すると異能力が得られる――そんな噂が現実になった。
消えた幼馴染を探すため、冷めた少年は否応なく怪異に巻き込まれていく。
主人公・数原匠十は自称“冷め冷め人間”。
物事にも他人にも深入りしない性格ですが、いざ誰かが危険に晒されると、理屈より先に身体が動いてしまう。その矛盾がとても人間らしく、魅力的です。
主人公と目的を共有して読み進めておりますが、七不思議にも一つ一つが明確な「死の危険」が伴い、攻略には推理・覚悟が必要です。
まさに「間違えたら終わり」という緊張感。
自分の知っている「怖いだけの七不思議」とは違い、七不思議を「狩る」という切り口がとにかく新鮮で面白い。
この先どんな展開で進んでいくのかとても楽しみにしています!
主人公、高校生の匠十(たくと)は、何事にも冷めたクールな男。
幼馴染の女の子、星羅(せいら)とは、幼い頃は仲が良かったが、お年頃になってからは、ぜんぜん会話もない……。
そんな星羅は、学園七不思議を攻略する、と夜の学校で────消えた。
匠十は、行方不明になった彼女を救いたいと、動き出す。
しかし……、学園の七不思議は、実在していた!
匠十は、学園七不思議のひとつによって、首吊り状態にされてしまう。
命の危機!
ここから、匠十は巻き返す事ができるのか?!
話は綿密に作られ、伏線もたっぷり。
一話は短く読みやすく、匠十のクールさが冴える、異能バトルファンタジーになる予感がします。
この作家さまの作品をいくつか拝読していますが、どれも面白く、伏線はしっかり回収され、主人公たちの戦いが熱い。とにかく熱いです!
だからこれから先、匠十も、うちに秘めた熱さを、きっと、読者に見せてくれると思います。