第3章 全盛
バウンダリ編 第3章 第01話 新制
時は流れ、導人たちは高校2年となって、今年度から新設された魔法科へ集められる事となった、クラスは一応各学年一クラスずつあり、教育内容も実技が主となっており、座学は年度のはじめと実技中に質問となっている。
山本大佐は、去年、導人たちの入学に合わせこのクラスを作ろうとしたが、さすがに準備期間が足りず発足できなかった、そのため満を持しての魔法科だったが、実際の教育内容という所で躓いた。
そのため、導人たちと相談をして実習を1学期については1日1時間のみとして、学期テスト時にダンジョンで習得目標を判定という事にした。
教科書作成と主な講師が2年生の5人で、週に数回軍から尉官が派遣される、と言っても第1期魔法使いの5人が来ることとなっている。
また、ほかのクラスでも年に数度のダンジョン内でのモンスター駆除実習はあるが1学期の状態を見て魔法科は週に1日はダンジョン実習を組み込んでいくこととした、今は学年が分かれていても実力的には横並びなので、今年1年での到達点を決めてそこに生徒の実力を持っていくことを目標とした。
そしていよいよ魔法科の最初の授業、全学年と言っても3クラス120人程度だが体育館に集められ第1回目の授業が開始された、一応春休みや入学前に魔法科に入るリスクと守秘については説明して書類はすでに受け取っている。
今日は一応、初めての授業なので山本大佐や学校関係者、軍の第1期魔法使いも参加している。一番初めなので山本大佐が挨拶を行うようだ。
「諸君、周知のとおり本学では今期から初めて魔法科を開講した、それを受けてこの科を専攻してくれた諸君、君たちにはこれからの軍を運用する上で重要な役職に就き兵を導いてくれる人間になってくれることを期待している、前に並んでいる先輩魔法使いにより人類の悲願だったダンジョン攻略も順調となり、大いに国のために役に立ってもらっている、同様に君たちにも勝手だが期待をしている」
「さて、先ほど紹介した軍の魔法使いだが、週に数度、誰かは君たちの指導に訪れることになっている、紹介していこう
篠田 樹 (しのだ いつき) 2尉
田村 空 (たむら そら) 2尉
小田 水希 (おだ みずき) 2尉
飛田 ほむら(とびた ほむら) 3尉
田上 大地 (たがみ だいち) 2尉
そして、並びに君たちと同じ制服を着てならんでいる人物達が気になると思うが、彼らもまた魔法使いで、君たちの講師でもある、紹介していこう
深見 導人 (ふかみ みちと)2尉
佐藤 友也 (さとう ともや)1等陸曹
鈴木 達男 (すずき たつお)曹長
高津 あき (たかつ あき) 曹長
美馬 まこと(みま まこと) 曹長
今紹介した彼らは、同じ学校の2年生ではあるが、階級を持った軍人である、それに魔法は先に紹介した尉官よりも強い、指導者としても頼りになる事だと思う、それでは先ほども言ったが君たちには軍としても期待をしている、以上だ、次篠田2尉頼む」
「はい、ご紹介に与りました篠田です、山本大佐が仰っていましたが週に数回は指導に来れるとは思いますが、今攻略中の指揮があるため約束はできません・・・が我々5人も元々はそこにいる深見2尉に指導を受けた弟子でありますから、そんなに重要ではないと考えています、簡単ですがこれで、次に師匠である深見2尉お願いします」
ここで篠田が下がると同時に、出席していた普通の人間たちは退出をした。
退出したのを確認し、そして導人が壇上に上がった。
「篠田さんやめてくださいよ、えーただいま紹介されました魔法科2年深見導人です、軍で少し仕事をしていつの間にか2尉という階級を頂いています、よろしくお願いします」
「それでは、皆さん春休み中もしくは入学前に、いわゆる魔法使いになる事への注意と発生する義務について同意は頂いていると思います、他の職業と違い一度なると今の所やめることはできません、今からの説明を聞く前にやはりだめという人は出て行ってください・・・大丈夫そうですね、では、今現在普通の人は魔法が使えません、使えるようになるためには体自体を作り替え、魔法使いになってもらう必要があります、きっと今晩一晩くらいはちょっと苦しいかと思いますが、朝には魔法使いになれています、今日は絶対早めに帰宅し休んでください、それでは魔法科の初授業、テーマ〈みんな、魔法使いになろう〉を終了します、お疲れさまでした」
ざわざわと、首をひねりながら生徒たちは出ていく、導人は説明しながら魔素を生徒に浴びせていた、きっと今晩は説明をみんな実感するだろうと、出ていく生徒を見送っている講師陣は思っていた。約2名は壇上の導人をポーっと見ていたが・・・
一部の生徒・・・
なんだありゃ、せっかく魔法科ができて魔法使いになれると思ったのに、寝て起きれば魔法使いになれる? ふざけんなよ、大体2年の深見だか知らないが何が2尉だよ偉そうに年下に教えてもらうなんて、やってられねぇ。
別の生徒・・・
やった、これで魔法使いになれる、きっと体育館の下に高度な魔方陣とかあってひそかに儀式が行われていたのよね。今晩寝ればとか苦しいっていったい、悪魔とかが来て何かやられちゃうのかしら・・・
大多数は、前者だったようだ、そのたった一晩で多くの生徒は心を入れ替えることになる・・・
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