概要
俺は、あの時、ファインダー越しに恋をした――
寒さに身を震わせる12月の夕暮れ、尚希は改札前のオブジェの前に立っていた。
ある想いを胸に秘めて。
ファインダーを通して追いかけ続けてきた先輩・山田桃歌との再会――それは就職祝いという名目の、ささやかな希望の約束だった。
写真部の一員として初めて見た桃歌先輩は、バスケの試合で躍動する小柄なエースだった。その懸命な姿に心を奪われ、尚希はファインダー越しにその姿を追いかけた。
そして桃歌先輩と同じ進学先を目指して猛勉強し、奇跡的に合格を果たした大学での再会。その時先輩から教えてもらった連絡先は、尚希にとっては宝物だった。
あの時、ファインダー越しに見た輝きは、今もときめきとともに深く胸に刻まれている。
しかし、このまま会うことはなくなってしまうかもしれない……。
そんな自然
ある想いを胸に秘めて。
ファインダーを通して追いかけ続けてきた先輩・山田桃歌との再会――それは就職祝いという名目の、ささやかな希望の約束だった。
写真部の一員として初めて見た桃歌先輩は、バスケの試合で躍動する小柄なエースだった。その懸命な姿に心を奪われ、尚希はファインダー越しにその姿を追いかけた。
そして桃歌先輩と同じ進学先を目指して猛勉強し、奇跡的に合格を果たした大学での再会。その時先輩から教えてもらった連絡先は、尚希にとっては宝物だった。
あの時、ファインダー越しに見た輝きは、今もときめきとともに深く胸に刻まれている。
しかし、このまま会うことはなくなってしまうかもしれない……。
そんな自然