概要
――北は一つ。針は、必ず戻る
王都から半日、港町アルティエには一本の高い鐘楼がある。
幼い日にそこで出会った貴族の跡取りセドと、行商人の娘エリシア。
留学の別れ際、石に刻んだのは北を示す小さな矢印。
だが戦が王都を覆い、十年の空白が二人を分かつ。
やがて臨時代官として戻ったセドは、鐘楼で彼女と再会し、町の歪みと向き合う。
“身分”という線は一夜で消えない。
それでも鐘は鳴り、風は針を北へ戻す。
二人が選ぶのは、約束ではなく同じ方角――再会と小さな改革の物語。
*本作は自身のnoteにも掲載しております。
幼い日にそこで出会った貴族の跡取りセドと、行商人の娘エリシア。
留学の別れ際、石に刻んだのは北を示す小さな矢印。
だが戦が王都を覆い、十年の空白が二人を分かつ。
やがて臨時代官として戻ったセドは、鐘楼で彼女と再会し、町の歪みと向き合う。
“身分”という線は一夜で消えない。
それでも鐘は鳴り、風は針を北へ戻す。
二人が選ぶのは、約束ではなく同じ方角――再会と小さな改革の物語。
*本作は自身のnoteにも掲載しております。
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