根子村プロット
同じプロットで太川るいさんに小説を書いて頂きました。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175039834176/episodes/16818622175039847756
な。さんに小説を書いて頂きました。
https://kakuyomu.jp/works/16818622175049057771
ーーーーープロットはここから-----
主人公
大手企業の早期リタイア組
→リーマンショックで早期退職
妻に先立たれ、働きながら男一人で息子娘を育てる。
早期退職制度で多額の退職金を受け取るも、趣味は小説を書くことでお金がかかる趣味ではない。今更お金がかかる釣りやゴルフを始める気にならず、小説の取材を兼ねてバイクで旅をすることにした。
ーーーここまでプロローグ
国道71号線をバイクで走行していたが、クラシックカーとすれ違って以降、対抗する車もバイクもなくなり主人公は不安を覚える。
(なにもない道を3時間ほど走ったのに住宅はなく、建物さえない。)
主人公は日が落ちる前に引き返そうと考え始め、トンネルを抜けて何もなければ引き返すことを決心する。
→トンネルを抜けると集落がある(黄泉の国)
村設定
※71号線は実在せず、国道71号線(亡い)道はあの世とこの世をつなぐ道
集落は昭和型
100円札が流通していた時代のもの。
ーーーー
泊まる場所がなく、村の入り口近くの家の軒先を借りることにする。その家は休業した宿だった。
→そこにすんでいるのは主人公のなくなった妻(主人公はしばらくは気づかない)。
「えーと宿泊料は?」
「あ、そうでした。一泊食事付きで3200円です。」
僕は財布から千円札を4枚渡す。
「あら、新しい千円札ですね。初めて見ました。」
「別にそうでも無いと思うけれど。」
「この村はあまりにも外から人が来ないので、新しいお札が入ってこないのですよ。...はい、800円のお釣りですね。」
100円札x3と500円札を渡される。
主人公の反応に「珍しいですか?」と聞かれる。
「そうですね、もう僕が住んでいる町では100円札も500円札もないので。」
「そうなのですか。でも100円札がないなら不便しませんか?」
「僕が住んでいるところでは100円札ではなく100円硬貨が使われているので。」
場面変更、和室
宿の名物は牡丹鍋だが、閉業していたため材料がなく、女将の山菜料理になった。
女将との会話の中で主人公も妻もお互いを認識するが、ついには正体をお互いに明かさないように一晩がおわる。
→思い出をお互いに語るけれど、妻の名前をいうことも主人公の名前をいうこともなく終わる感じ
翌朝
「昔の献立を思い出しながら作りました。よかったらご賞味ください。」
妻の手料理。豪華ではない質素な食事。給料がなかった時代の嫁ご飯。
「どうですか?」
「そうですね、相変わらず野菜の皮まで料理に入れるし、出汁に使った昆布まで料理に入れるし。もう少し豪華にしてくれてもいいのに節約と言いながらなんでも食べれるようにしてしまう妻のことを思い出す味ですね。」
その後主人公は現代に戻る
「いいですか、昨日来た道を間違いなく戻ってください。どこかに寄り道せず真っ直ぐに。そしたら現世に帰れるはずです。」
その後現代にもどる。
あとで、71号線はなく、そしてもう一度行くとなくなってることに気づく。
適当にいい感じに終わらせる。
小説たたき台(短編とか) 赤木 咲夜 @AKS
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