第23話 流れを見定めよ


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2021・122木曜(令和三年)

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中国が今まで隠してきたものがその状態として維持されてきたのは、彼らに結果として西側が協力していたからである。 中国の邪悪なところには目をつぶって、それよりもカネ儲けに邁進したほうが賢いという態度がそれを続けさせていた。


だが昨今そうした中国の隠ぺいが表に出てくる流れに入った。 それは西側が中国のこれらの隠ぺいには加担しない方が儲かるから、という判断に傾きつつあるから。 わたしは敢えてこの様ないやらしいコトバを使う。 正義だとか悪だとかでこの世界は動かない。


そして中国そのものも、その西側の甘えに乗じて、自らの実力とサイズを相当傲慢に見積もってしまった。 やり過ぎたとも言う。 もともとその傾向は強かったが、ある程度のしきい値を超えたというか、臨界点を突破してしまった。



ーー記事ここから西日本新聞122


 【北京・坂本信博】中国の新疆ウイグル自治区で、ウイグル族が人口の8割超を占める28市県のうち27市県の出生率が、2014年~18年の5年間に約2~9割減少していたことが自治区政府の統計資料で分かった。出生率が下がる一方、死亡率が高まり、移住を除く人口増加率が5年間で約10分の1に低下した地域もあった。漢族が集まる地域は出生率が上がっており、不妊処置強要などウイグル族を狙った人口抑制策が実施された疑いが強まった。  ウイグル問題を巡り、米英は来年2月の北京冬季五輪に政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を検討している。弾圧の疑いがさらに強まったことで日本政府も対応を迫られそうだ。


https://www.nishinippon.co.jp/sp/serialization/uyghur/

ーー記事ここから西日本新聞122


 【北京・坂本信博】中国は強制的にウイグル族の人口増を抑え込もうとしてきたのか。中国政府は不妊手術の強要などを否定するが、西日本新聞が入手した新疆ウイグル自治区政府系の研究機関幹部の論文は、ウイグル族が増えればテロに走ったり、漢族を憎んだりして「政治的リスクがより大きくなる可能性がある」と指摘。少数民族に狙いを絞った人口抑制策の実施を強く促していた。 論文は「新疆の人口発展の最も大きな問題は、少数民族の人口が急増し、漢族の人口が伸び悩んで格差が広がっていること」と指摘。少数民族と漢族の人口差が広がることで「単一民族の領土所有意識が強まり、国家や中華民族としてのアイデンティティーが弱まっている」「少数民族の人口増加率を抑制し、人口構造を調整することは新疆の長期的安定を実現するための重要な道筋」と強調した。


https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/840495/

ーー記事ここまで



ウイグルの人々に仕掛けているのは、欧米基準で明らかに民族浄化であり、民族せんめつと言われるものだ。 それらの状態を許すというのは、戦後構築したナチスドイツという勢力と戦って自由な世界を造った、という立て前になっている今の世界システムの全てを否定することになる。


勿論この世界の流れをニューワールドオーダーなる概念で書き換える勢力もいる。 それを悪魔教側というのなら、彼らからの視点にしても中国という座標を野放しにはできなくなった。 何故なら中国が自分たちのお株である「 全人類を少数の人間で完全支配する」 というこのメシの種を公然と奪いにきたからだ。


似た者同士が憎みあう、というか全く同じものが憎みあう図式だ。 いずれにしてもウィグルに対して仕掛けていることは、放置しておけば、これは中国共産党という △ の序列世界の外側だと勝手に決めつけられる全ての人間に対して適用される。 それは悪魔教とやらの連中にとっても同じだ。


だから彼らはここで中国と「 一部手を握りながら、しかし中国を潰す」 という、わたしの目からみたら実現不可能な事をやっている。 つまり悪魔教の中でも全体合意がまったくとれておらず、それぞれの蛇が勝手に自分だけの利益の追求を行っているのだと分る。



ーー記事ここから夕刊フジ122


内モンゴル自治区は、隣国のモンゴルとの国境に接する地域で、人口約2400万人のうち約400万人はモンゴル族だ。 しかし昨年9月、モンゴル族の小中学生が使う国語教科書がモンゴル語から標準中国語(漢語)に切り替えられた。中国当局は「道徳」や「歴史」の教科書でも同様の措置を取る構えだ。書店からはモンゴルの歴史本や、モンゴル帝国の始祖、チンギス・ハンの肖像画などが撤去され、モンゴル語を勉強すれば、中華民族と異なった心を持っているともみなされるという。 少数民族問題に詳しい関係者は「中国当局は内モンゴル自治区で広がる反中の動きがモンゴルに飛び火する事態を恐れている。モンゴルのフレルスフ大統領は親中派として知られ、批判的なグループがデモを頻発させている。モンゴルの反中勢力と内モンゴルの民主化を求める動きが結びついて現政権が倒れる事態を中国は警戒しているということだ」と解説する。


https://news.yahoo.co.jp/articles/ab5e4f772b42e2aecfe6867ff40399b908075b4b

ーー記事ここまで



モンゴルもチベットもウィグルも中国ではない。 中国に戦後組み込まれた占領地だ。 事実上いまでもここは植民地なのであり、中国がこれらの地域に対して行っている政策は、植民地政策。


だから同化政策が強められるのは当然だ。 正しいとは全く言っていない。 だが中国の視線からしたら、将来に禍根を残すというのは絶対にやりたくないので、そろそろこれらの二級国民たちが棲息する座標を消滅させると本気で決めてしまったのだろう。


これらの背景においては、ヒラリーが確か国務長官か何かをやっていた時期に、彼女が中国を訪問したのだが習近平主席は表の世界に一切出てこなかった。 出てこれなかった。


その時に彼はウィグルからやってきたテロ集団に背中を刺されて生死の境だった、という情報だけは出ている。 真偽は不明だが。 本当だったらそれは自らの体験から来るのだろう。 こうした植民地を完全に中国化しないと自分が危ないといったそれが。



ーー記事ここからBBC1130


習近平国家主席をはじめとする中国の指導者たちが、同国の少数民族ウイグル族の弾圧に関与していることを示す文書の写しが、このほど新たに公表された。 この文書は、ウイグル族に対する人権侵害を調べているイギリスの独立民衆法廷「ウイグル法廷」に9月に提出されたもの。これまで一部が明らかになっていたが、今回のリークで今まで確認されていなかった情報が表面化した。 複数のアナリストは、この文書の中に中国政府高官がウイグル族の大量収容や強制労働につながる措置を求めたことを証明する発言記録が含まれていると指摘する。 「新疆文書」 このほど内容が明らかになった文書は、多くのウイグル族が暮らす地域(新疆ウイグル自治区)にちなんで「新疆文書」と呼ばれる。習主席や李克強首相ら中国共産党の指導者たちが、ウイグル族や中国のほかのイスラム教徒に影響を及ぼす政策に直接つながる発言をしていたとしている。 こうした政策には強制収容や大規模な不妊手術、強制的な中国への同化、「再教育」、拘束したウイグル族を工場で強制労働させることなどが含まれる。


https://www.bbc.com/japanese/59486198

ーー記事ここまで



いずれにしても習近平や李克強という名前が直接出て、そして彼らがウィグルの弾圧の直接の命令を出していたということが明らかになっていく流れの中で、世界の、そして日本の親中派は終わりだ。


それでも何食わぬ顔をするだろうが。 武漢ウィルスの製造と拡散計画を行った中国に協力するというのは明らかに人類の敵としての行動。 そしてウィグルにおける虐殺浄化もやっているという補強情報も入った。 それでも親中派をやるというのはこれはもう完全にあちら側という判定を下される。


人類の敵、ということだ。 でもまあ、経団連とか含める政治家も含めるあれらの連中はどうせ何も変わらないし、反省もしないんだろうなあ。


だから彼らを終わらせるのも我々の仕事なんだろうなあと漠然と思っている。



ーー記事ここからBBC1130


中国が2016~2019年の間に台湾人600人以上を海外で逮捕し、中国に強制送還していたとする報告書を、人権団体が11月30日に発表した。 Safeguard Defendersは、2016年から2019年にかけて、海外にいる台湾人がアジア、アフリカ、ヨーロッパの国々から引き渡されたり、強制送還されたりした600件以上のケースを記録しています。しかし、彼らは台湾に戻されていません。そのうち、スペインから219人、カンボジアから117人、フィリピンから79人となっている、と文書には書かれています。 北京が義務を果たそうとしないのは、2016年5月に誕生した蔡英文総統の独立志向が強まったと見なしたことへの反応であることは間違いないと文書は述べています。 さらに、「中国の状況は、基本的な人権が不当に否定されているような状態であり、しかもそれが容赦なく行われています」と付け加えています。これらの人権侵害は、セーフガード・ディフェンダーズが別の場所で報告しているように、恣意的な拘束、拷問、強制的な失踪、強制的な自白など、広範囲かつ組織的に行われています。北京からの圧力による台湾人の中国への引き渡しは、公正な裁判を受ける権利と、拷問から解放される権利を侵害していると考えるべきです。国際社会は、このような行為を止めるために、直ちに措置を講じるべきである。”


https://www.bbc.com/japanese/59486724

ーー記事ここまで



なにせ外国にいる台湾人を偽の罪ででっち上げて、勝手に中国に拉致誘拐する連中だ。 これらの台湾人は帰国を許されていない。 カネに変える換金商品として扱われているか、臓器を抜かれているか、洗脳されているか、スパイになれと脅されているか、殺されているか。 こんなところだろう。


そしてこの動きは日本人を含める全ての外国人、人間に対してこれから中国がこれを拡大するのであり、それを円滑にするためにICPOの役員に中国の共産党の公安関係のゴリゴリの工作員を入れ込んだ。 こう見るべきだ。


世界の動きで別のものなどそもそも存在しない。 中国は最初からこの「 自分たちに都合の悪い人間を拉致誘拐する全体計画を策定してから」 それらの作戦を成功に導くためにはどのような人事配置をすればいいかと考える。 我々日本人のような平和ボケ、ぼんくらではない。


奪う事騙すことにかけては彼らは年季が入っている。 残虐もそうだ。 八路軍、そしてその前の年代における中国という内部で起きていた様々な動きを知るだけで、それが彼らの本性なのだろうと分る。 だからわたしは恐竜人間がどうしたこうしたとちらりと言ったのである。 これは余談。


目の前の儒教圏域をまず何とかしないといけない。 そしたら連動するかのように次の対象がどうせ出てくるだろう。 中東で戦争が起きそうだ。 イスラエルが今のイランと欧米の核合意がうまくいかなかったら、イランの核施設を空爆する為の各種の演習を強めている。 来年の演習の数が今年の50%割り増しであり、それらの中に対地攻撃訓練が相当ある。


中東が揺れる可能性も頭に入れたうえで中国を見ることだ。 どうせ連動している。 つながっていないものなどない。 この世界は大きな流動性の中にある切り取られた領域だ。 一体だ。



  流れを見定めよ



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終了

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