57. Catch Me -If you wanna-
ついにやって来た文化祭。
さくらんぼと香月の最後の文化祭だ。俺も想いに更ける。
さくらんぼが最初に職員室に来たときのことから思い出していると、朔に横腹を突っつかれた。
「まこちゃん先生。ボーッとしてる暇無いから。あと、今日も焼き肉よろしくね。」
慌ただしく準備をしながらピースサインをくねくねさせて去っていった。今日の朔はもちろん気合いが入っている。
昨日は雨が降りそうだったため機材の準備ができず、今日になってからの準備になってしまったが、メンバー全員が自発的に朝早く来てくれて、やる気のある良い部活になったと思う。
今日はからっと秋晴れでほっとした。
御村も応援に来て、男子の浴衣を着せてくれている。俺も着ることになり、久しぶりに浴衣に手を通した。
「先生も、ちゃんと見るとけっこうイケメンよね。」
御村がじっと見てくる。なにげに嬉しい。
「え、口説いてるの?」と言うと、「客観的な意見。」とドライに対応された。
女子たちは藤原に着付けをしてもらったらしい。綺麗に着せれている。
楽器隊は襷をかけ、気合い十分だ。足元はスニーカーだが、それも意外と合っている。
香月は麦わら素材の茶色いハットを被っていて様になっているし、みくのツインテールもロックっぽい。将は髪型を変えたようだ。琥太郎は前髪が鬱陶しいのか、ちょんまげをつくって可愛らしいことになっていた。莉子はぶりっ子全開。さくらんぼはなんだか色気が出ている。
みんな変化していく。その変化を見守ることが、最近は楽しいと思える。
開演の時間になり、咲樹以外のメンバーがステージに上がる。
咲樹と藤原と御村は俺と一緒にテントの中からステージをチェックすることになった。
「おはようございます。軽音楽部のステージにお越しいただき、ありがとうございます。私たちは軽音楽部で活動しているバンドのGlitter Youthです。今日は一緒に楽しんでいきましょう!まず最初に、メンバーの紹介をします。部長でボーカルとピアノ担当の朔です。今年で最後の文化祭なので、悔いが残らないように出しきります!よろしくどーぞ。次は香月。」
朔はしゃべり方もしっかりしてきた。相変わらず女の子の声援が多いが、男子のファンも増えた。
「ベースとヴァイオリンの香月です。朔と同じく、最後の文化祭なので、皆さんの記憶に残るものをお見せ出来るように頑張ります。よろしくどーぞ?次、蓮。」
香月は保護者層からの人気が厚い。落ち着いていて誠実さが雰囲気に醸し出されているからだろう。中身は外にも出るって本当だ。
「あ、はい。ギターと少しだけボーカルも担当している蓮です。僕も来年は受験対策のためあまり部活動には参加できなくなるので、今年で本格的に参加できる文化祭が最後になります。あと、先輩たちと良い演奏が出来るように頑張ります!これ、合わせるんですか??よろしくどーぞ。次、みく。」
『よろしくどーぞ。』を合わせて言う空気になっていて、少しだけ笑いが起きる。蓮も最初のようにビクビクした感じはなく、話し方も聞きやすい。女の子に人気が出てきた。
「ドラムとシンセサイザー諸々を担当しているみくです。次期部長として恥じない演奏をしたいと思います。・・・よろしくどーぞ!次は将!」
『よろしくどーぞ。』の前にドラムパフォーマンスをして盛り上げる。ロックでかっこいい。
「新入りギターの将です。先輩たちに教わったたくさんのことをしっかり届けられるように頑張ります。よろしくどーぞです。次は琥太郎です。」
「新入りドラムの琥太郎です。よく女の子に間違われますが、男子です。コタって呼んでください。みくちゃんに負けないような力強い演奏を頑張ります!よろしくどーぞです。最後に莉子!」
新入り男子たちの挨拶も無事に終わった。最近の子は人前で話すことにあまり抵抗ないのかな、と思うほど緊張している感じを受けない。
「新入りボーカルの莉子です!今日のためにたくさん練習してきました。皆さんといーっぱい楽しみたいと思います!よろしくどーぞです。」
莉子の声は可愛らしく、ぶりっこ全開の喋りにときめいてしまった男子がたくさん生まれた。女子にはあまり受けていないが、歌を聴いたら徐々に分かってもらえると思う。
「あと、俺のさくらんぼのギターの咲樹も少しだけ参加します。」
咲樹はテントから出て、「よろしくどーぞ。」と観客に頭を下げる。
「最後に軽音楽部顧問で超スーパープロデューサーの甲斐先生です。」
慌ててマイクを構える。
「ご紹介に預かりました、顧問の甲斐です。何を伝えるのか、そのためにはどう表現するのか、ということを念頭に、今回のステージの構成をしてみました。GlitterYouthの初代メンバーが最後の文化祭になりますが、彼らの成長、そして次世代への継承も見所のひとつだと思います。午前と午後とあります。興味のある演目だけで構いませんので、是非ご観覧とご声援をいただけると彼らの励みにもなると思います。よろしくどーぞ。」
真面目に話しすぎちゃったかな。よろしくどーぞ。を忘れそうになった。
「いつになく真面目なコメントありがとう、先生!では、いきましょうか。トップバッターは、我らのアイドル莉子です!彼女の強みを活かした選曲になってます。みんなも踊ってね。『恋するフォーチュンクッキー』!」
ピンクの浴衣にふわふわの髪の毛、躍りも上手にできている。歌も朔に鍛えられただけあって上手だ。女の子も盛り上がってくれて、莉子の笑顔が弾けた。
「ありがとうございました!皆さんと歌えて楽しかったです!」
手でハートをつくって手を振りながら舞台袖にはける。一曲目の掴みは良いな、と考えていると不意に横から声をかけられた。
「お世話になっております。今年も拝見させていただきに来ました。彼女もなかなか良いですね。」
去年朔をスカウトしに来た大手プロダクションのスカウトマン、宮本さんだった。テントの中に椅子を追加して一緒に見ることになった。
「みんなも盛り上がってくれて、ありがとう!可愛かったねー。蓮、次は何ですか?」
「はい。バンド感を出していきたいということで、米津玄師さんの『ピースサイン』です。僕のギターが聞き所なのでよろしくどーぞ。」
みくの合図で曲が始まる。蓮のギターは予告通りかっこよく弾けていた。朔の歌声がみんなを惹き込む。観客のノリがロックな感じに変わった。
「次は将の選曲で、シドの『S』です。前に俺、Sっぽい感じが似合うって言われたことあるので、頑張ってSっぽい感じで歌います!痺れんなよ!」
女子が「きゃー!」と声援を送る。イントロが始まり、よくこんな難しそうなギターパートを仕上げてきたな、と感心した。蓮と将のダブルギターで、協力して弾いている。朔もしっかり『S』を表現できていて、痺れそうになった。
「朔くん、痺れました!」
「お!1Sいただきました!」
笑いが起こり、次の曲紹介に移る。
「次の曲は蓮がボーカルの曲です。俺が莉子を泣かして、蓮がこの曲で慰めてましたね。」
「そうそう。『♪こんなに悲しませた人は誰なの~ 朔くんだけど』とか言ってました。皆さん、朔くんは別に悪くないですからね。仕方のない涙もあります!」
「お前、なんだよ。大人になったなー!曲は竹内まりやの『元気を出して』です。」
朔が蓮をバシバシ叩いて曲紹介をした。蓮がアコースティックギターで弾き語り、みくの優しいドラム、香月の見守るようなベースも蓮の歌声を包む。朔も途中でキーボードで入り、花を添える。莉子もコーラスで参加している。
「何これ。蓮がめちゃくちゃかっこよく見える。やっぱ、私の指導が良かったのかな。」
咲樹もどや顔をしながら驚いていた。女子のファンが増えたし、この曲は保護者層をも魅了し、特にお母さんたちがうっとりと聴いていた。曲が終わる。
「ちょっとー、蓮が男前ー。ねー。」
朔が客席に同意を求めると、拍手が起きた。
「それでは次の曲行きましょう。Eaglesの『Hotel California』、洋楽ですね!ギターソロ多めなので苦労しました。将と分けて演奏しています。」
「照れるなよー。そうです。俺、というか俺と咲樹は幽霊が大の苦手なんだけど、幽霊でも良いから大好きな人に会いたいっていう気持ち、について考える機会があって。幽霊繋がりでこの曲です。こんなん現実にあったら怖くて寝れんよね。英語の勉強だと思って聴いてください。」
朔は耳が良いのか、英語の発音が上手い。将のギターと琥太郎のドラムもよく弾けていた。
「ギター良いね。最後の♪トゥルルトゥルルのところバッチリじゃん。」
「ありがとうございます。練習こそが全てです。次の曲は、ガラッと雰囲気変わりましてヤバTです。」
ヤバいTシャツ屋さんっていうバンドをこの曲で知ったけど、ヤバTっていうんだ・・・。
「『ハッピーウェディング前ソング』ね。歌詞も面白いし、盛り上がると思います。」
曲が始まると、ノリは良いし歌詞も面白いし、朔と莉子が香月に近づいて歌ったりして面白い。
「めっちゃ盛り上がるね。蓮は結婚願望あるの?」
「自然にするもんだと思ってます。やっぱ、結婚するときってゼクシィ買うんですね。歌詞にゼクシィとか出てきて面白いです。はい。では、次の曲は朔くんと香月くんの思い出の歌です。」
ゼクシィネタが面白い。あの雑誌、彼女が持ってるとプレッシャーだよな、とか思ってしまった。
「そうです。初めて香月の家に行ったときに歌ったら、感動してた。」
蓮が、「そうなんですか?」と香月にマイクを持っていく。
「一昨年の年末だよね。ガチで、泣いた。」
意外な言葉にメンバーから笑いが起きる。曲が始まると、朔は香月を見つめながら歌い、香月はふっ、と笑いながら演奏している。二人にしか出せない空気感があった。
「ありがとうございました。続いては、莉子のボーカルです。俺がスパルタで教えたので、彼女がただのぶりっ子ではないということを分かってもらえると思います。」
「ありがとうございます。朔くんは普段は優しいし物腰柔らかいですけど、音楽とかダンスとか、エンターテイメント系のことになると超厳しいので、頑張りました。でも、朔くんは自分に一番厳しく取り組んでいるので、ついていけたんだと思います。曲は山口百恵さんの『さよならの向こう側』です。よろしくどーぞです。」
莉子もトークに入り、普段のエピソードを話す。真剣に部活に取り組んでいることがわかり、彼女の好感度も上がるだろう。
曲が始まると、皆聴いたことのあるメロディと真剣に丁寧に歌う彼女の姿に惹き込まれた。
「あの子、本当にぶりっ子なだけじゃないんだね。朔の指導もやるじゃない。」
御村が咲樹と話している。たぶん、他の女子も御村と同じことを思っただろう。
「どうでしたか?よかったでしょ?次は、お待たせしました。教頭先生のリクエスト枠です。安全地帯の『恋の予感』です。大人なナンバーなので、大人っぽく歌います!」
始まる前に深呼吸する朔は、ずいぶん大人に、そして色っぽくなった。いろんな経験したんだな、と感慨に更ける。繊細な曲なので、声の出し方にもちゃんと気を配られていて、プロに近づいているのを実感した。
教頭先生をはじめ、大人の男性の方たちからも拍手が鳴る。
「昔のって言ったらあれですけど、先輩方に教えられることってたくさんあるな、と切に思いますね。まだまだ勉強していきます!あ、ついに、私たちがなぜ今浴衣を着ているのか、意味をなす曲目に到達しました!今更だけど、どぉ、浴衣。かっこいい?」
客席と対話する感じが朔らしい。
「次はDAOKOさんの『打上花火』を朔くんとデュエットですね。」
朔がキーボードを弾き始め、蓮のエレキギターが音を重ねてくる。そこに莉子の声が合わさると、夏の切ない情景が浮かんだ。
「ぱっと光って」のところからドラムとベースも入ってきて、音に厚みが出る。莉子のかわいい声も切なさが滲んでいて、朔のハスキーな声と良く合っている。咲樹が「お客さんとして見ても楽しいね。」と目を輝かせていた。
「次は咲樹のボーカルです。咲樹ー。」
朔がステージから手招きをして、咲樹が上がる。俺も一緒に上がり、香月からベースを受け取って構える。
「咲樹です。次の曲は、蓮が気に入って、どうしてもここでも披露してほしいとリクエストがあったので歌わせていただきます。可愛らしくて力強い歌なので、誰かの励みになれば良いなと思います。曲は椎名林檎さんの『人生は夢だらけ』です。」
咲樹はレトロな感じの日傘を差して、キーボードの朔に近づく。ヘッドセットをしているので自由に動ける。歌い始めると、可愛らしくも色っぽい歌声に魅了される。
ピアノパートが始まると、時折目を合わせて微笑むさくらんぼが可愛い。
傘を差して歌いながら、曲に合わせて歩いたり回ったりして少しミュージカルっぽい。咲樹の溌剌とした生き方が表現されていて気持ちいい。
最後のロングトーンが決まると、客席から大きな拍手が起きた。傘を畳んで深くお辞儀をし、ステージを下りる姿も色っぽく感じた。
「何回聞いても泣けますね。」
「泣いてるのお前だけだぞ。次の曲いきましょうか。次はボーカルがなくて、ヴァイオリンとピアノの二重奏になります。藤原さんにゲストとしてピアノを弾いてもらいます。藤原さん!」
朔に変わって、香月がトークも担当し、藤原を手招きする。少し裾を持ち上げながら階段を上がる彼女の所作が美しい。御村も勉強になる、と話していた。藤原は客席に向かって美しくお辞儀をすると、キーボードの前で準備をする。
「今から演奏する曲は、エルガーの『愛の挨拶』という曲です。甲斐先生に、皆に何を伝えたいのか考えろと言われて、悩んで選曲しました。高校ではいろんな人の愛に支えられ、助けられ、包まれて成長できたと思っています。ですので、いただいた愛をこの曲で表現したいと思います。クラシックにも興味を持っていただけると嬉しいです。よろしくどーぞ。」
ヴァイオリンにピンマイクをつけて首に挟むと、藤原と間を取り合う。爽やかで汚れのない愛は、香月から咲樹に注がれているいつもの眼差しを思い起こさせた。
咲樹に「こんなの公開プロポーズしゃん。」と言うと、既に香月の誕生日に聴かされたらしい。はやっ。
やっぱ結婚するのかな。式には呼んでほしい。呼ばれなかったら辛い。何てことを考えていたら曲が終わっていた。
藤原は深くお辞儀をして颯爽とステージから下りる。凛としていてかっこいい。
「椿さんありがとうございました。ピアノも素敵でした。それに、浴衣でヴァイオリンを弾く姿がめちゃめちゃ様になってて格好いいです!惚れます!」
蓮はすっかり香月のファンだ。あ、次の曲は俺も助っ人でベース弾かなきゃいけなかった。ステージに上がってベースを構える。
「次の曲は、僕が香月くんに頼んで、ヴァイオリンでロックを弾いてもらうことになりました。ほんとに、ほんとにかっこいいのでほんとに期待してください。」
「ハードルあげるなよ。なかなかヴァイオリンでポップスを弾くことがなかったんですが、けっこう楽しいということがわかりました。曲はLISAさんの『紅蓮華』です。」
香月がヴァイオリンを構えて蓮と向かい合う。曲が始まるとロックを奏でるヴァイオリンの音のかっこよさに皆が惹き込まれた。
繊細さを出したいところはしっかりと優しく、力強さを出したいところは重音で激しく表現している。咲樹がうっとりして見ているのが見える。
曲が終わるとほっとした表情で弓を下ろし、蓮とハイタッチをすると、大きな歓声が上がった。
「何ちょっとー、めっちゃかっこよかった。浴衣演奏半端ないね。この世界観好きだなー。」
制服に着替えた朔がステージに上がり、トークに入る。
俺はヴァイオリンを片付けた香月にベースを渡してステージから下り、席に戻ると宮本さんが興奮した様子で話しかけてきた。
「彼のヴァイオリンは素晴らしいですね。もう、全員スカウトしたいくらいですよ。」
「私もですか?」
いやー、という宮本さんの苦笑い。別に良いけどさ。もうちょっとフワッと言えたと思う。
「なんで着替えたのかというと、踊るからです!しかも今年のダンスはほんとにハードで、夏休みはずっと練習してました。では、ゲストダンサーを呼びますね。マッツー。」
はーい、と言って松下と男子ダンス部員6人がステージに上がる。それぞれ紹介され、フォーメーションについた。
「あ、緊張して曲紹介するの忘れてました!午前の部、最後の曲です。東方神起の『Catch Me -If you wanna-』!」
みくのシンセサイザーが映える。ダンスはずっと練習していただけあって、すごい迫力だった。宮本さんも圧巻されていた。
「去年より腕あげてますね。色気も増して、ほんとにもったいない限りです。」
「朔は、大学に入ったら少しずつ芸能活動も始めていきたいと思っているみたいです。彼のペースもありますし、下積みをしたいと言っていますので、御社が望むような人材ではないかもしれませんが、もしそれでも良いならお力添えをいただけると彼も助かると思います。」
朔の思いを代弁しておく。宮本さんは「そうですか!」と笑顔になった。
「もちろん、無理強いをするつもりはありません。一つのプロジェクト毎に、彼のやりたいことと弊社の求めることが一致すれば手を組む、という方法もありますし、今は動画投稿のマネジメントもしたりしているんですよ。彼の魅力を発信する方法は色々あると思いますので、大学が決まって落ち着いたら、是非ちゃんとお話しする機会をいただきたいですね。」
思っていたよりちゃんとしたいい人だった。
「♪行くな 言えないのか バカだな 何を 期待したんだろう 今さら・・・」
激しいダンスパフォーマンスの後のメロディーも、息を上げずに音程をしっかりとって歌っている。曲が終わると朔はステージの中央で座り込んだ。
「マッツーは、ヘッドセットしてる癖にメロディーは歌ってくれなくて、ほんとに息が持つか心配だった。高音多いし。」
松下が朔の背中をポンポン叩く。「お前、今までで最高のパフォーマンスだった。」と言って手を取り、立ち上がらせるとハグした。
「それでは、以上を持ちまして軽音楽部午前の部が終了しました。ありがとうございました!午後も良ければ見に来てください。ちなみに午後はどしょっぱつからダンス曲です。マッツーも出るよ。」
松下が手を振り、朔たちも手を振りながらステージから下りてきた。朔と松下と仲間のダンサーたちは水分補給をして汗を拭く。松下は何でもないことのようにはだけて汗を拭く。
「お前、めっちゃ良い体してんな。筋肉すごいじゃん。」
俺が松下に話しかけると、そうっすか?と言って自慢気だった。
「そういえば朔がはだけたり脱いだりしているところ見たことないな。なんかあるの?タトゥーとか。」
「そんなんねーし!俺はただ単に肌を出したくないだけ。早く着替えてごはん食べないと。」
俺も早く着替えないと。皆は音楽室に戻り、ジャージとオリジナルTシャツに着替えてくる。御村は午後から用事があるらしく、帰っていった。
午前の出来は予想以上だった。午後の部にも期待が募る。
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