俺達は、大学生になった。

入学式、一人の男子生徒が、女子から注目の的だった。

高身長、お坊っちゃん、イケメンの良いとこ取りのその男の名は、山岸晃一。

野球部に入部らしい。

甲子園を３年間全てで、優勝するという離れ業で、プロ注目だった。

しかし、彼女が、大学に行くために、自身も大学へ行くことにしたらしい。

そして、もう一人、小柄やつがいた。

名を、一ノ瀬優希と言った。

この一ノ瀬と山岸が、後に、俺達２人の運命を左右することになる。

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