第118話 11月5日 土曜日5
女性陣に囲まれるように俺は大学祭の説明を受けながら進んでいた――って、ナニコレ?だったが。せっかく説明してもらっているんだからな。ちゃんと聞かないとか。ちなみになんか胡乃葉がわたわたしていたが――いいか。
ってか、なんでみんな1年生なのに俺より大学祭詳しいの?はじめは東山さんがずっと話していたが。気が付くと、胡乃葉たちの友人名前が――わからん。って、その子たちも俺に説明を――という感じでなっていた。って、もしかして、この女性陣の方々去年高校生で来ていったとかある?えっ?本当に調べただけでわかるの?マジですか――だったな。
そんなことがあってからしばらく、俺たちは講義棟の方を周り終えて――グラウンドの方へ。そしてグラウンドで模擬店などを回った後。そろそろお昼どうするか――というような感じになった時だった。
「ねえねえそろそろ――」
東山さんが何やらこそこそ両サイドの2人。友人に声をかけた。俺がどうしたんだ?と思っていると――俺の隣では同じような表情をしている胡乃葉がいた。
ちなみに胡乃葉。少し前から俺の隣をキープしていたが――それもあってかなんやかんやでいじられつつの移動となっていたが――さすがに本人曰く『もう慣れた。何聞いても動揺しないからね』だそうだ。それもあってか。東山さんをはじめとする胡乃葉いじりの――回?集まり?は解散?というか休止?状態になっていたのだが――ふと、東山さんの声でなんか俺は嫌な予感?を感じたのだった。
「あっ。だね。あまり一緒だと悪いよね」
「私たちもそろそろ1回くらい顔出しておかないと」
「だね」
コソコソ話す東山さんはじめ――後輩女性陣(胡乃葉除く)。すると今度はこちらを向いて――。
「ってことで、胡乃葉は先輩と2人でこの後回るんでしょ?」
「楽しんできてね」
「頑張って胡乃葉ちゃん」
「ふぇっ?!」
なんか急に言われたぞ?俺も胡乃葉も反応がちゃんとできてなかった。すると、その間も勝手に前で話は進んでいき――。
「ねえねえ、私たちは先輩が居るお店に、まず顔出しに行こうよ」
「賛成」
「その前に飲み物欲しくない?」
「私ここ行きたいんだけど――」
胡乃葉除く女性陣。今からは別行動言わんばかりに話しだした。あれ?なんだこれ?
「――」
「――」
俺と胡乃葉はそれぞれを見て――首をかしげる。これは胡乃葉も知らない流れらしい。
「「「じゃあねー」」」
「「えー」」
と、とりあえず、そのあとはあっという間に、俺と胡乃葉だけになりましたとさ。えっ?なんで?いや、マジでなんで?
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