第116話 11月5日 土曜日3
大学祭にやって来ている俺今は――ってか、やっと大学祭の方になっただな。
大学来てからしばらくはなんか――仕組まれたかのように女性陣にいじられていたからな。でもそれもやっと終えたのだった。
いや、さすがにそろそろ大学祭来たんだから大学祭を――ってやっと、やっとなってね。
ってか、おいしそうな香りがしてきたから――なんだろうがね。もしおいしそうな香りがしてこなかったら――未だに大学祭会場のところでいじられていたのだろうか?って、俺と胡乃葉ただよく会うだけ。会っているだけなんだがね。
とりあえず今のことを説明しようか。
俺未だに女性陣に囲まれている――決してハーレムではないからな?何を今しているかというと――後輩に大学祭について俺が聞いていた。
おかしなことを言っている気がするがな。でも事実。だって、俺は去年の大学祭知らないからな。そもそも今年も見に行く予定はなかった。だから事前リサーチというかそういうことを何もしてなかったからな。
ってことで、いろいろ楽しそうに話していた後輩たちが、今はいろいろと俺に大学祭のことを教えてくれたのだった。おかしいな。なんかおかしいが――仕方ない。ちなみに東山さんが結構リサーチ済みだった。なお、食べるところ意外ね。東山さん曰く『食べる以外を楽しみに来ました。食べるのはちょっとお昼とかに目についたものをつまめたらそれでOKです』だった。余談だが。やっぱり朝ごはん。家を出てくるときもなんかすごかったらしい。東山家――すごい。最近知ったばかりの事だが――なんかもうすごさをちゃんと理解してきた気がする。そりゃあれだけ東山さんが必死に言っていたらね。理解するか。
とまあそんなこんなで俺たちは今大学祭を見て回っている。ちなみに俺たちの大学は2会場で大学祭を行っているが。今俺たちがいるのは講義棟の方の会場だ。もう1つはグラウンドの方だから少し離れているので――多分この後だな。
ってか、そこそこ人いるってか――めっちゃ人いるというね。そりゃそうか。自由参加というか、誰でも――みたいだからな。なんか先週からか?俺の週末にぎわったところばかり行っている気がするよ。
「お笑いライブもしてるんだって」
「お笑いライブ――って、あー、このグループなんか聞いたことある」
「テレビにも出ている人じゃん」
ちなみに女性陣は女性陣でワイワイ話しながら歩いている。そうそう、胡乃葉もちゃんと今はその輪に加わっている。
「そんな人来るのか。去年も誰か居たのかな?」
聞こえてくる女性陣の会話に俺もつぶやいていると――東山さんがパンフレットをこちらに見せつつ近寄ってきた。って、東山さんパンフレットまでゲットしていたのか。事前に?いや、歩いている時にどこかでもらった?
「楠先輩」
「どうしたの?東山さん」
「ここでは音楽。サークルの発表もしてますよ」
東山さんがパンフレットを見つつ――少し先の教室を指差した。って、東山さんマジで詳しいっすわ。俺ホント付いて行っているだけ。マジで何をしているかわかってないからな。説明付きは有難い。
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