第106話 10月31日 月曜日7
月曜日の1限から旺駆里や九条さんに捕まった俺だったが。その週はその後誰かに会うということほとんどなかった。いや、ほとんどというのは、旺駆里と九条さんは同じ講義があるからちょくちょく講義の前後で絡まれたからな。ってか、旺駆里に関しては講義のはじめばかりか。マジであいつ――出席していないからな『代わりによろしく』のオンパレードだった気がする。旺駆里曰く『今が最大のチャンス。今しかない時を楽しむべき。クルトンは損している』だそうだ。俺は予言しておこう。数か月後単位足らずに悲鳴をあげる旺駆里を――いや、どうかな?意外と上手にやり過ごしそうだからな。っか、旺駆里の場合留年しいても何も感じない可能性大か。とりあえず俺のちょっとした予言。旺駆里騒ぐと言っておこう。って、騒ぐならいつも俺のところに来ると騒いでいるがな。あれが通常運転だとは思うが――ほんといつもうるさいんだよな。
とまあ、いつも通りの日々だったと言っておこう。いつも通り旺駆里に絡まれて――あー、こういう時は変わったというのか。九条さんにも話しかけられるようになったか。ちなみに1回だけ九条さんと一緒に居た女性陣にも少し絡まれて、それをたまたま見ていた旺駆里が騒いだということもあったが――あれ?今週いつも通りじゃなかったか?でも――いつも通りということにしておこう。
いやだって、なんか前の週末がいろいろあったからな。それで平日も何かいろいろありました――だと俺倒れるし。
――えっ?倒れてないだろうって?いいんだよ。とりあえず、もうドーナツ食いたいんだよ。月曜日の時点でドーナツ不足だった。そうだ。そうしておこう。俺現在。いや、今週ドーナツ不足。以上。
◆
以上と言いつつ。一応というか。これは触れておこうか。週末に新たに分かったことというか。いや、胡乃葉のことだな。
やはり時間がずれているのか。その週も、わかった後というのか。とりあえず胡乃葉とは大学では会わなかった。あと胡乃葉と一緒に動いているであろう東山さんにも会わなかったな。
ほんと、時間割がずれていると、ここまで会わないのかってか。って、そりゃ今まで一度も大学で会わなかったんだもんな。急に約束でもしない限り会うことはないか。それに特に俺が意識していたということもないからな。ストーカーみたいなことしていないからな?
そんなこんなでこの週はあっという間に過ぎていった――ってか、週の後半は大学祭。この休みに大学では大学祭が開催されるので準備期間。講義の一部が休講となっていたこともあり。いつもの週より早く終わった。休みになったのだった。
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