第31話 夏休み

 ココと再度あった日の帰り道。俺が考えていたことの結果をまず言っておこうか。7月15日の金曜日に、ドーナツ屋でココここに会ってから、俺がドーナツ屋に行っても会うことはなかった。

 。というのは、あれだ。社交辞令だったというか。とにかく来ることはなかった。

 ちなみにあれからの俺は試験があり。大学の事でワタワタ。そして試験が終わると、あっという間に夏休みとなっていた。俺達の大学の夏休みは1か月弱くらい。春休みは長いんだがね。夏は短めだ。他の大学の事はわからないがね。

 とまあ、とりあえず俺は大学が夏休みになると。一応実家へと一度帰った。そうそう実家に帰る前には、少しの間いつものドーナツ屋に行けないかもということで、帰り際テイクアウトでオールドドーナツを複数確保し実家へと向かった。

 ――って、ドーナツはすぐに食ったんだがね。日持ちもしないし。ちなみに実家に帰ると――何故か1人暮らしだったし。それもあってすぐにドーナツが消えたんだよな。

 何故に実家に帰っても1人暮らしなんだよ。と思ったが。俺の親放置プレイというか。基本俺に関わってこないんだよな。ちなみに育児放棄とかではない。放置プレイを楽しんでやがる。

 謎だろ。

 謎なんだよ。確か俺は帰ることを連絡して『了解ー』という返事を親からもらっていたのだが……帰ってきたらこれだ。

 いや、予想はあった。今までも居る時は居るが。何故か俺が長期休暇。あれだ。夏休みとかになると。親は家から消えるんだよな。生活費を置いて逃走。いつもメモには「冒険をしろ」「今を楽しめ」「変なセールスが来たら追い返せ」「冷蔵庫。冷凍庫内の化石化しているの上手に片付けて」とか、だったか。謎な親ですみませんだよ。紹介する予定だったが――居ないんだから紹介しなくていいよな?

 ちなみに今回。俺が家に帰って来ると、実家のリビングの机の上には――「夏は弾けてこい。好きな子作れ」という謎な置手紙と。生活費なのだろうか?資金が置かれていた。いやいや、そこそこの額を普通に机の上に置いておくな。なのだが――まあいいや。

 放置プレイをくらった俺のこの夏休みは決まった。バイト漬けにしたのだった。実家近くでは昔からちょくちょくお手伝いしているところがあり。そこに数日間お世話になることにした。連絡したら久しぶりからのすぐに翌日から要請が来たため。俺はしばらく暑い中汗水流しバイト漬け。そしてお手伝いが一段落したら。アパートへと戻ることにした。って、夏休み短いからな。あっという間なんだよ。

 そして俺がアパートに帰るまでの間。マジで親一度も顔を見せなかったという事を言っておこう。一応2週間くらい家に居たんだがな。謎すぎる。どんだけ放置プレイが好きなのだろうか?これって――育児放棄ですとか言ったら――どうなるのだろうか?えっ?大学生は大人?いやいや、昔からなんだよ。昔から。だから――今更かもだが。過去の事を公表したりしてみると――どうなるのかな?とふと思ってね。もちろんしないが。だって――資金はドンドン貯まるから。

 っか。大学生活で――旺駆里おぐりに捕まるくらいしかお金使うことないんだよな。

 そうそう夏休みに入って早々旺駆里から遊びに行くぞ!的な連絡はあった。だが――既に実家に戻ることを計画していた俺。丁寧にお断りを入れたら――その後しばらく電話で話す羽目になった。大変だったよ。いろいろいつも通りにの事を言っていたな。

 ちなみに旺駆里からは――海!とか花火!とかBBQ!とかの話だったな。多分旺駆里は満喫している頃だろう。


 ってことで、不思議な家庭で悪い。特に話すことがないからな。面白くもなんともないだろ?俺の夏休み。

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