第52話 雪美VS梨実
「よっしゃーー!!お兄ちゃんたいしたことないね!!かっかっかっか!!」
俺が負けている!?
妹に。
梨実ちゃんにこんなかっこ悪いとこ見せるなんて。最悪だ。
そして梨実ちゃんにかっこ悪いとこ見せたくなかったから思いっきり投げてやった。
しかし。
ガターだ。
すると梨実ちゃんが近づいて来た。
なんか下手だとか言われるかも。
「ノイル君。ボウリングは勝ち負けじゃないよ。楽しくしよう。ね??」
ん!?なんかある時からだけど、梨実ちゃんだんだんと変わって来ていないか??
前は妹に似たキャラだったはずだけど。
おい。
なんだよフェルト。
その女からタパートの気配がする。
そうか!!フェルト!!もしかしたらやっぱりシードさんが梨実ちゃんの中に!!
かもしれないな。とりあえずお前はボウリングを楽しんでおけ。俺様はその女を調べておく。
わかった!!
そして雪美はスペアを取った。
「わーーい!!これでお兄ちゃんは追いつけまい。けっけっけっけ。」
雪美も前と比べると変だよな。
そして隣のレーンの梨実ちゃんが投げた。するとストライク。
そして雪美はそれを見て、
「こいつ!!」
「おい。お兄ちゃんの友達だぞ。こいつとか言うな雪美。」
「いやいいんだよノイルくん。私全然気にしてないから。」
何か違う。それぞれが。
まるで個性が変わっていくかのよう。
そして雪美は梨実ちゃんに向かって言った。
「お兄ちゃんの友達だが知らないけど私あんたには負けないからね!!」
梨実ちゃんは戸惑っていた。
「雪美ちゃんだよね。何か怒らせたのなら謝るよ。ごめんね。」
「ぬっ!!」
そして雪美は思った。
この女やるな。
「私と勝負じゃい!!」
「まあそれも楽しめれば吉かな。わかったよ雪美ちゃん。お姉ちゃんと勝負ね。」
「やってやらーー!!うぉーーー!!」
しかし俺とお父さんは何も言えなかった。
タパートやらボウリングやら忙しいわ。
この2人の戦いはどうなるのやら。はぁ。なんか疲れるわ。
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