第27話 雪美と人助け

今日は勇気を出して言うことにした。


「あの、さ。」


「どうした青年。」


「今日ガラポンで金の玉出てこれ手に入ったんだ。」


「えっ!!!凄いじゃないかいノイル!!」


そしたらお父さんが出てきた。


「あなた!!ノイルがガラポンで金の玉が出てこんな高そうなの手に入れたんだって!!」


「ほぉ。ノイル。いい思い出が出来たな。」


「うん...でも...」


「どうしたのノイルよかったじゃないの。なんかまだあるの??」


「実は...お金を無くしていた事に気づいて...」


「えっ!!!8000円も!?」


「うーん。」


そしてめちゃくちゃ説教受けた。


「金の玉出たからと言ってお金を失くすなんてダメでしょ!!」


するとお父さんが、

「まぁお母さん。ノイルは悪気があった訳じゃないんだから。そこまで言わなくてもいいじゃないか。」


「何あなたは!!大体いつも甘いのよ!!」


あー。大惨事。もう予約したゲームソフト言いづらくなってきたぞー。


そこで妹の雪美が出てきた。


「はい!!これ!!」


「雪ちゃん!!これは。」


すると雪美は自分の貯めに貯めていた貯金箱を壊した。


「もうお兄ちゃんをいじめないで!!」

「これでお兄ちゃん予約して取り消せないゲームソフト買おう!!」

「ほら一緒に行こう!!」


そして引っ張られるがままに走った。


「雪美!!何してんだよ!!気持ちは物凄く嬉しいんだけどさ!!」


「いいから!!」


そしてゲームソフトを予約した店に着いた。


しかし僕はこんな事できないて雪美に言っても聞いてはくれなかった。

そして押しに負け買ってもらう事になった。

僕は本当に雪美が好きだって想ってもらえる様なお兄ちゃんなのだろうか。


そして帰り道。


「ごめんな。お兄ちゃんダメだよな。兄貴失格かな??雪美あの貯金箱1年前くらいから持ってたのだったろ??」


「いや。いいの。お兄ちゃん困ってたし。その代わりお兄ちゃんはいつもみたいに雪美とこれからも遊んだり、ふざけ合ったり、そして心優しいお兄ちゃんでいてね。」


「ごめんな...ほんとごめん。」


僕の涙腺がゆるんだ。





これは俺、フェルト様のせいか。

そしてこれが情というものか。

ビュティが着いてるこの妹に何かして返そう。

俺が全部悪かったしな。




「代われ。」


うぉ!!うごーー!!!!




そしてまた身体にフェルトが移った。


「ん、お兄ちゃんどうしたの??」


「いや。何でもない。あーっと。実はガラポンの券はもう一枚あってさ。着いてきな。」


「うん!!」


そしてフェルト達は前とは違うガラポン屋に行った。


「あ、お兄さん。」


「これを。」


「はい。じゃあ1回ですね。」


「うむ。」


ガラガラガラー。

ガラガラガラー。


「んっ!?これは銀も混ざっているな。手強いな。」


「さすがにお兄ちゃん2回連続で金とかないでしょ。あはは。」


「見てろ。」


一か八か。


カラカラコロン。



そして皆は一瞬言葉を失った。



カランカラン!!

「おめでとうございます!!一等がでました!!」


「えーーーーー!!!!」

雪美は凄い叫んでいた。


「妹に渡してほしい。」


「わかりました。はいお嬢ちゃん。一等のゲーム機だよ。ほんとよかったね。」


「うん!!お兄ちゃんほんとありがとう!!」


「あ、あぁ。」


もういいぞノイル。


「はっ!!」


「あれ??やっぱなんかお兄ちゃん変だよ??大丈夫??」


「あ、あぁ。大丈夫だよ雪美。それにしてもお兄ちゃんとことんツイてたな!!あはは。」


「本当凄いよ!!こんなのって世界一ツイてるお兄ちゃんだよ!!」


「でもゲームソフトの件は本当にごめん。これからお兄ちゃんも絶対に無くさない様にするから。」


「うん!!約束だよ!!お兄ちゃんが怒られているところできるだけ見たくないから!!それとお兄ちゃんほんっとありがとう!!このゲーム機大事にするね!!ほんとだよ!!」


優しすぎるくらいの妹をもったな。俺というこんな兄貴への気持ちも嬉しかった。雪美や梨実ちゃん達をこれから守っていこう。





サンキューなフェルト。


ん。あぁ...





そして俺達は家に帰ってこの事を親に言って、みんな明るい話の方向へと行って今日という日が終わった。

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