第21話 梨実とスマホ

梨実さん。

フェルトは悪くないのよ。


本当にいけないのはね...


「わっ!!」


梨実は酷い悪夢を見た様だった。


「んーとなんだっけ??美しい女性とふ、ふ、ふ・・・」

「あー、もう忘れた。まぁいっか、夢だし。」


「あーでも現実もちょっときついかも・・・」


「そうだ。ノイル君大丈夫かな??心配だなぁ。」


そして梨実は携帯でノイルに電話をかけた。




ブルブルブル...




「なんだこれは。」


そう。ノイルの身体を借りているフェルトが電話に出てしまった。


「ここを触るのか??」


「あっ、もしもしノイル君!!少しは体調良くなった??」


「貴様誰だ。」


「誰って梨実だよ!!」


「俺はフェルト様だ。」


「すみません電話番号間違えました。」




プッ、ツーツーツーツー。




「なんだこの四角い物体は。いきなり女の声がしたぞ。人間とは変わった生活をしているようだな。」



「あれ??私電話先間違えたっけ??いや、合ってるみたいだけどなー。ご家族の人が出たのかな??」

「また後で電話してみよう。」



「少しお腹が空いたな。お兄ちゃーん!!ごはーーん!!」


「て??なんで玄関で寝てるの??」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る