#M-03 捜索隊-ろ戦:甲

鬼ごっこはかなり長く続いた。2〜3時間程度だろうか。かなりいろんなところに行ってみたりしたが、振り払えず。


どうしたら、逃げれるか、考えた結果。狭くて、見たこともない道を逃げることにした。


狭い道を何度も移動したり、くねくねと道を曲がったりした。


だけど...状況はあまり変わらなかった。



「おい。大丈夫か?」

「うん...大丈夫...だけど...少し休みたい...かも...。」

「...そうか。じゃ...あとは俺一人で追う。」

「え...?私は...?」

「車呼ぶから。それで連れてってもらえ。ついでに医者にでもいったらどうだ?」

「それだけは...絶対にダメ。禁句。喋るな。」

「へいへい。」



変わったことといえば、追ってくる人数の数が減ったことかな。



でも...逃げ切れる希望が少しだけ見えてきた。


昔、舟本さんと来た、舟本さんの組織の建物に行けば、もう追ってくることはないと思う。なぜなら...


そこは...MSAなのだから。



「...どこに消えた?」


あまりにも暗いところなので、タブレットを見ると、あっちから場所が丸わかりになってしまう。


「あっちか...。」


かなり、位置が遠かった。



よし。かなり準備に時間がかかったが、これで、戦う準備と、逃げる準備ができた。


さぁ、いつでもかかってこいよ。



そこに向かうと、仁王立ちでこちらを見ている、女がいた。


「なんだ?...降参か?」

「いや...。そんなことじゃないさ。ただ...」

「ただ...?」

「...消えてもらいたいかなってね。」


そう言って、石を投げてきた。



すると、投げた石は、ブラックホールに展開して、やつを引きずり始めた。


「何をした?」

「何って...少しだけ...ね。」


奴は、ブラックホールに吸い込まれていく。ちなみに、吸い込まれたあとはどこにいくのかは知らない。


「くそ...どうしたもんかな。」

「いいんじゃないの?もう諦めたら?」

「...お前こそ...いいのか?」

「何が?」

「...そんなに余裕だと勘違いしてて。」



そう言い、銃を打つ。


そして、打たれた弾丸は、空中で止まった。


「!?何が...?」

「エネルギーの無力化だよ。」

「舟本...!?」



そこにいたのは、消えたと思っていた、舟本さんだった。


「大丈夫か?」

「はい...。大丈夫です。」


ここで、ブラックホールの効果時間が切れた。


「どうします...?」

「ここで潰す。そうでもしないと、色々報告される。」

「はい。わかりました。」


この感覚。久しぶりだ。


let’s do it.

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