概要
ひな人形が結ぶ母と娘、二組の出会いと再会の物語。
昭和58年3月3日。ひな壇の前で記念写真を撮った留実子と唯子は、昭和33年3月3日にタイムトラベルしてしまう。「元の時代に戻るためには、2時間以内に『桜井写真館』で写真を撮るように」と謎の声に言われた二人は写真館を探すが、そこには二人にそっくりな少女たちがいた。
後日譚の『わらわはお雛様』もあります。
https://kakuyomu.jp/works/16818622170449545153
後日譚の『わらわはお雛様』もあります。
https://kakuyomu.jp/works/16818622170449545153
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!SFなひなまつり
写真をきっかけにはじまるSFチックで穏やかな物語です。
前半を読んでいると直観的に夢の中のような感じがして、元々夢の話ということですごくうまいなと感じました。夢を夢みたいに、しかも人の夢をそれらしく書くことって難しいです。
読んでいる時に少し物足りなく感じたことはもっと情景を知りたかったように思います。太田さんの書く当時の風景をもっと精密に見てみたいなというのが正直な感想です。ただこの物語は子供の視点なので精密に描写するとキャラクターとの齟齬が出るし、なによりあとがきの物語の種を知るとこの柔らかな描写がベストなのだと感じました。
届くことはなかった友人への書き残しとして、当時の感覚をそ…続きを読む