第29話
目を開けると元の世界だ。
ジョン博士はそばで立っている。
「今回は異常ないようだ。 で、どうだった?」
「爆発だ。」
「爆発? 情報がたりない。」
「そうだな。 アンはどうしている?」
「アンなら、調べているよ。」
アンの元へいく。
彼女は端末をながめ、難しい顔をしている。
「何をしている?」
「何か共通点がないか調べているの。 全くだめだわ。 そもそもなぜ起きるのか不思議でたまらないわ。」
「そこなんだよ。 俺も思っていた。」
「2回阻止しているのよ。 消えるはず。 それでもまた現れている。」
「俺たちが原因なのじゃないか。」
「何よ、それ。」
「ジョン博士はパラレルワールドはガラスに例えた。 俺たちは未来に行く度にヒビが入っているんだ。 初めは元ジョン博士かいや、ロッキー博士だな。 この世界だと。 そこからヒビを入れてしまったんだ。 そこからどんどんとヒビを足していてしまったんだ。 世界は修復しようとしたが、割れてしまった。 つまり、破滅だ。」
「まるで世界が生き物みたいじゃない。」
「そうだな。 俺たちは踏み込んではいけなかったんだ。」
「なら、簡単ね。 ヒビを入れさせなければいい。」
「どうやって?」
「あの機械は未来へ行けるけど、過去に戻ることもできる。 過去で機械を壊すのよ。」
「壊したら、今の世界はなくなる。 また、破滅はなくなる。」
アンはうなずく。
「俺とアンでやるしかない。」
アンは拳をまえにだす。
俺も拳をまえにだす。
拳と拳をぶつかる。
俺とアンは何も言わずに機械のある部屋へいく。
アンは機械が生まれたときに設定する。
後は台で眠るだけ。
目を開ければ、地下室だ。 風景は変わらない。
地下室の人たちは忙しそうにしている。
機械の前にジョン博士とロッキー博士が話している。
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