第30話

 やがて会話は終えて、ジョン博士とロッキー博士は部屋から出ていく。

 アンは何かを仕掛けた。

 仕掛けたあと、戻ってくる。

「これでいい。 設計図がなければ生まれることはない。」

 この言葉から察した。

 機械に爆弾を仕掛けたんだ。

 アンは壁にあるボタンを押す。

 大きな音がなる。 みんなは走っていく。

 地下室の危険を知らせる音のようだ。

 いろいろな表情をしている。

 迷惑そうにいく人、焦る人といったなどさまざまだ。

 警報の音だけがなる。 人はいない。

 俺とアンをのぞいて。

 とにかくアンから渡された爆弾を回って仕掛けいく。

 地下室から上がり、爆発するようすを眺めた。

 目を閉じて、目を開ける。

 地下室はなくなっていた。

「このことはあなたと私だけよ。 黙るの。 そして、何もなかったように暮らすの。」

 俺は同意した。



 時は経ち、アンとは連絡をとっていない。

 博士とも会っていない。

 会っても気づいてくれない。

 他人だからだ。 この世界では地下室は存在していない。

 2100年を救う計画なんてないからだ。

 時は2099年23時59分。

俺は眠れなかった。

 明日はこないかもしれないからだ。

 時計はみつめる。

 こんなに1分を長く感じたことはない。 

 あと一秒。

 2100年を迎えた。

「無事だ。」

「何のことでしょう。」

 ロボットは問う。


 

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2100年を終わらせるな ナマケモノ @cola99

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