第21話

「そういうことか。 いいでしょう。」

 アレックスにお礼を言って、俺とアンは出ていく。

 一刻も早く出て、ロッキー博士に話さないと。 腕時計のボタンをおす。

「さきほどからアンが聞かせてくれたよ。 まず、原因かもしれないことを分かったのは前進だ。 だが、手のところはうちようがないだろう。」

「何か手があるはずだ。」

「残念だが、ないのだ。 今のところかもしれないだ。 もし違ったら君たちは犯罪者として手配されてしまう可能性はある。 それだけはさけたい。」

 ロッキー博士との会話を終えた。

 ジョン博士なら何か考えがあるかもしれない。

「こっちは調査を終えたところだ。 何だね?」

 俺はエックス研究所のことをすべて話した。

「なるほど。 ロッキー博士の言うとおりだ。 手のうちようはない。」

「ところで、あんたは何の調査をしていたんだ。」

「あぁ、地球の気候の調査だ。 気候によって地球を破滅させる何か変化はないかと調査していたんだ。 ロボットたちが自分の代わりにいってくれた。 何ら問題はない。」

「あんたは見たんだろう。」

「見たが、何を言いたいんだ。」

「俺のときはエネルギー波のようなものだったぞ。 あんたの気候が原因とはかぎらない。」

「君は何か勘違いしている。 原因は変わったりするんだ。 自分の場合は何か知らない。 となりにいるアンは違うのを見たかもしれない。」

 アンは「爆発」と答えた。

「ほら、違うじゃないか。」

「じゃあ、俺たちは何のために来ているんだ。」

「破滅を止めるためだ。 ちゃんとしたことがあるはずだ。 今は情報を集めるんだ。」

 ジョン博士との会話を終えた。

 その日はもやもやした気持ちのまま調査を終えた。

 分からないことだらけだ。

 何のために行っているんだろう。

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