第18話
現場を再現する。
当時のものだけに注目する。 銃のようなものは圧縮銃のようだ。
空気を弾に圧縮して撃つ仕組みだ。
普通の空気銃とは違い、本体のほうが殺傷するだけの能力を持たせるような仕組みをしている。
銃と違って、音が小さいのが特徴。
2099年の俺は圧縮銃以外にも持っていたようだ。
電子コンパス、電気縄、タブレットの3つ。
収穫はない。
タブレットの中身を見たいが、手元にない。
アンは工作員に連絡をとった。
タブレットの中身のデータが送られてきた。
中身はジョン博士の行動記録が書かれている。
細かく調べていたようだ。
2099年の俺は地球が破滅することはどうでも良くなっていた。
ジョン博士を殺すことだけに執着していたようだ。
手がかりはない。
そもそもジョン博士はここに行くようにいったのだろうか。
何か独自で調査をしているのではないか。
ロッキー博士と連絡をとる。
「ここには何もない。 ジョン博士は何を調査しているんだ。」
「わしも知らない。 ただ何かを探しているようだった。」
「機械か?」
「そのようだ。 その機械がどんな形をしているのか分からないのだ。 前にも言ったことを起こせるとしか分かっていないのだ。」
「まさか噂じゃないだろうな。」
「違う。 2100年の研究者から得た情報だ。 突っ込めば、勘ぐられるから詳しくは聞いていないのだ。」
「他にもいなかったのか。」
「いなかった。」
「なら、その研究者を教えてくれよ。」
「前に行ったエックス研究所のアレックスだ。」
「あそこはロボットだけじゃないのか。」
「ロボットを主にしているが、他に扱っているようだ。 ここには情報があまりない。 本人に訊いてくれ。」
俺は連絡画面を消す。
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