第6話 迷える決断
部屋に戻り、誹謗中傷の紙を眺める。人は人の不幸が好きだなと思ってしまう。
明日香はセフレとして扱われても進也のことは、やっぱり好きだった。
テーブルの上にいてあったスマホが動き出し音が聞こえてきた。手に取り番号を確認すると警察がこの前を教えてくれた電話番号だった。警察からは何も被害を込むっていることはないかと聞かれ、嫌がれせの紙などが入ってることは報告した。
ただ、「そうですか。それ以外は変わった様子はないんですね?」と語尾が下げって聞こえた。何か少し変な感じがして、「何かあったんですか?」と聞いたが「何もないですよ」あやふやに返されて、重要なことを教えてくれそうにもなかった。そして最後に「何かあったら、連絡します」で終わる。
体調も優れないこともあったが、進也の子を妊娠してるかがはやり気になって、産婦人科に行くことにした。
受付を終わらせ、10分ぐらいで診察ができた。検査の結果は、やはり妊娠はしていた。喜びを感じたが、産めないという気持ちが込みあげてきた。経済的に無理だと感じているし、それに進也がもうこの世にいないことで産む勇気を失って、絶望しかそこにはなかった。どうしても育てる勇気が持てなった。その場で、中絶の申し出した。医者には「少し考えた方がいいですよ」と言われたが、誰かが生活を保護してくれるわけではない。その言葉がどうしても、綺麗事にも聞こえた。ただ、エコー写真だけを貰えて、それを握りしめた。そのまま、診察室を無意識のまま出てしまった。
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