第39話
「ったく。正体不明の相手にモタモタ持久戦やってんじゃねーぞ間抜け。最大出力で即制圧が鉄則だろが。万が一こいつが時限式の能力でも抱えててみろ。長期戦イコール負けだろがい」
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【TIPS】
◆時限式の能力
通常の魔法では発生しないが、神器に宿る特別な能力の中には、特定の条件を満たすことで無敵化する能力など、文字通り『異能』寄りの能力が存在している。
この世界に元から存在する魔法とは、あくまでも魔素という物質を利用したエネルギー変化の科学に過ぎない。つまりファンタジーではなく、サイエンスの延長線上にある、確立された『技術』である。
それに対し白き原初のシマモノの能力や不死鳥の翼に宿る権能は、まさしくファンタジーの領分。魔素での再現はほぼ不可能であり、さながら世界の外側に存在する何者かが、元々この世界に存在しなかった設定を新たに書き加えて生み出したかのような自由さがある。
そこから生まれる時限式の能力は単純なパワーバランスなど容易にひっくり返すこともあるため、正体不明の敵との戦いにおいては最も警戒すべき要素となる。
もっとも実際にそんな能力を使う者など、歴史上どこかにいたかどうかも定かではない程度には珍しいので、警戒し過ぎといえばその通りなのだが。
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