第38話

『――くっくっく。俺がそう判断するだろうとこまで見越して会いに来やがったな。全く自己評価の高ぇ野郎だ。嫌いじゃねぇ』

『……。アイネ様が認めて下さった以上、それを疑うことはない』

『理由を外に求めたがる姿勢は好きじゃねぇが、まぁいいだろ。そうだな、さて、ふむ……』




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【TIPS】


◆妖刀

 端的にいえば、神器を加工して作られた剣である。

 東洋の島国にいる刀鍛冶の中でも、ごく一部の限られた職人だけが神器の能力を損なわないままに刀として実用可能な形質まで加工することができ、現在この星の歴史において確認された本数はわずか二振りしか存在しない。

 その二つともが、まさしくかの英雄エクスベルの所有した剣であり、うち一つは戦乱の中で破壊され、消失。もう一つは大きく損傷したものの辛うじて原型を残し、帝都の博物館にて保管されていたはずであるが…………。




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