第33話
普通、生物は肉体という物理的質量に自己の情報を保存して生命活動を行っている。しかし不死鳥はその行為に肉体を必要としない。仮に肉体が細胞の一欠片も残さず完全に消滅しようとも、別のところに保存された情報から肉体を再構築できる。
端的に言えば、生命のバックアップ。
例えば通常の生物を、端末の内部メモリに記録された存在であるとしよう。不死鳥は外部の――クラウドのような場所に記録されていると言える。即ち端末本体を破壊されれば死んでしまう通常の生物とは異なり、不死鳥は外部データさえ残っている限り何度でもその存在を、この世界に示すことができるのである。
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【TIPS】
そんな雲の上の情報が自由に編集、閲覧可能になったとしたら。
今は駒に過ぎないあんたたちにも、私と同じ景色が見れるのかもね。
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