22話 勇者召喚1
ミオ視点
とうとうこの日がやって来た。転生した日から16年。向こうは16日たったのだろう。
ミオ、今の名は
そろそろ学校いかなきゃ。そして帰ってきたらすぐに転移してレンの所に行く。あぁ、早く会いたいな。
澪はレンと会えない間に少し変な方向へと性癖が変わってしまった。向こうにいたときは、レンの匂いが好きな匂いフェチだった。だが、この世界に来てから匂いフェチだけでなくレンのすべてを求めるようになってしまった。たまにだが神様にレンの映像を見せてもらっている。
その時にレンの近くにライルとマヤ、そしてキリヒメがいるのを見てしまった。誘惑されながらも自分のことを待つために森のなかで過ごしているところから、約束は守ってくれているんだと安心した。その代わり嫉妬心がうまれてしまった。
レンを見るたびに嫉妬が強くなっていく。今日という日まで転移するのを心待ちにしていた。早く会って独占したい。そう思ってしまっていた。
神様にアイテムボックス、スキル『収納』の劣化版であるバックをもらっていて家においていた本から裁縫セット、レンが喜びそうな物をすべて入れ込んでいく。バックは小型のレジ袋の大きさ位だが持っていきたいものは入れ込めたので着替えて家からでる。
「今までありがとう。さよなら」
家に別れを言い、学校へと歩いていく。先程帰ったらといったが家にではなく神様の所にだ。
教室につくとすぐさま声をかけられる。
「澪おはよー。今日も頑張ろうね」
親友の
「よお、澪。今日遊びに行くんだが来るだろ?」
私の一番の苦手男子の
「ごめんなさい。今日は予定が入ってるの」
「なんだよ。今日もかよ。一日くらい羽目を外してもいいだろ」
本当にしつこい。
「やめなさい。予定が入ってるって言ってるんだから諦めなさいよ」
日葵が止めに入る。
「ちっ、流石は二大天使様だぜ。ガードが固いねぇ」
そう言って取り巻きの所へ戻っていく。
「澪は大変だねぇ。よくわからないけど私もよく誘われるから嫌なんだよね」
澪と日葵はため息をはいて先生が来るのを待った。
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