第64話

「はぁ…仕方ないわねぇ。その親の私物持っているかしら?」


私がその家族の私物を献上して龍達の怒りを納めてくれると思ったのだろうその女性は家から高価そうなものを持ってきた



「えっと…これでいいかしら?」



「えぇ…」



「言っておくが人間ごときの献上物で機嫌が直るほど安くはないぞ」



「そんなつもりは毛頭ありません」


私は以前書いたことのある術式を神殿の床に書く

「……とこんなところかしら」


その人の血液はないがまぁ前よりは上達しているだろう



その骨とう品を術式の中心へ置いた

「咎人をここへ召喚せよ」




すると両親と子供がいっぺんに現れた




「なななっ!?確かに逃げ切ったはずだ!なんでまたここにいるんだ!!?」



「いやよ!殺される!」



「…初めに言う事がそれですか?まずは言う事があるでしょう?」



「なんだお前誰だ!?」



「ティナ=テンペスタ。罪人をここへ招いたのは私よ」



「子供がしたことだ俺たちは関係ない!!!」



「そうよ!」




「はぁ…子が子なら親も親ですか」


「子供に何が分かる!!?」


「黙りなさい。」


私がそういうとその親子は金縛りにあう



「貴様らか!!!」



「ひぃっ!?」


その両親に襲い掛かる寸前で私は青龍の前に出た


「貴方がたが行いたいのは処刑ですか?私にはそうは思えないのですが」



私の龍のように赤い瞳で見られ青龍は動けなくなっていた



「この親子が誠心誠意謝罪しそしてお詫びをすれば許してくださいませんか?」


「…ティナに免じてそれで許しても構わぬ」


「何をボケッとしている?まず言う事があるだろう?」


後ろから見ていたユノとアナスタシアも前に出てきた



「この度は申し訳ございませんでした。こ、子供にはこれからきつく言って聞かせる…だからお許しください」




「ごめんなさいっごめんなさい!」




「今度はちゃんと反省しているようね。それから人や動物…龍に向かって物を投げてはいけませんよ。相手がティナだったから怪我をしなかったものの当たっていても許しませんが…普通にけがをしたらどうしますか!!」


アナスタシアもすかさず子供に注意する

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