第57話
「…ここは…」
アナスタシアの声に揺り動かして目が覚めると真っ暗な何もない部屋に寝かされていた
「気づきましたか?ユノ王子ティナ。」
「…ここが夢の世界…なのか?」
「えぇ、とはいえここで負った傷は現実世界の私たちの体に直下しているのでお気をつけを」
「なんだって!?」
「とはいえ、ここには鬼族が二人もいます。何かあれば私たちがどうにかします」
「…女の子に痛い思いはさせるつもりはない」
「ふふっユノ王子は優しいんですね。ですが、これだけは肝に銘じてください。絶対に致命傷だけは負わない事」
「…もちろん。そのつもりだ」
「ティナ…どうかしました?」
私は喉に手を当て息を吐いて声が出ないことに気づいた
「…ぁ」
「…声がでないんですの?」
アナのその言葉に私は頷いた
「そんな…」
「ここは呪いの中心部です。彼女の体に何が起きていても不思議ではありません。今は薬で呪い自体は発症していませんが…」
ここが夢の中だとすれば…そうか…と私が思い浮かべると紙とペンが出てきた
『大丈夫です。これで行きましょう』
「…無理はするなよ」
暗い部屋の奥に扉が見えた
「あちらですね。私が先に入ります。問題がなければ続いてきてください」
そういってアナスタシアは部屋に入る、扉の向こうから手招きし続いて私達も入った
「…ここは…神殿か?」
「そのようですね。しかし…私が知っている神殿よりも真新しい」
ココはもしかして
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