第49話

「レイス王子の事はこれでいいとして、問題はどうやって呪いを引きはがすか…」



「本当は呼びたくはありませんでしたが私が使っていた呪術具を提供したマーシェリー家とウェスカー家のご当主に来てもらいましょうか?」



そういうとアナは式神で双方のご当主を招集した



「全く、人を呼びつける強引さは昔から変わっていないなアナスタシア。」


ロナウド=ウェスカーが仁王立ちでこちらを睨んでいた




「本当よ、いっそのこともう一度墓に眠っていた方がよかったのではないのですか?」


呆れた表情でこちらを見ていたのはハンナ=マーシェリーだった




「ふふっ相変わらずのご様子で安心しましたわ。ロナウド、ハンナ。早速だけど手伝ってくれない?」



「「断る」」



「は?」



「どうして、死人の言う事を聞かねばならないのか?」


「えぇそうねたとえ生きていたとしても都合が良すぎるわ。」



「…昔のことは済んだことでしょ」


昔私と彼等の間に何があったのかは当人の間でしか知らないことだ

勿論ティナも知らない

「そうだとしてもね清算してくれるわよね?」



「お、お待ちください。御二方!今は争っている場合ではありません。アナスタシア様についている龍の力をどうにかしないといけないのです」



「知ってるわよ、嫌でも彼女から禍々しい力を感じるのだからでもそれとこれは別問題でしょ」



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