詩情豊かに描かれる寓話のような物語。彼女たちは何を見たのか

 島で生活する少女たち。彼女たちは心で会話し、物を動かすことができる超能力者だった。おばあさんが作る美味しい食事をして日々平穏に過ごしているように見える少女たち。
 彼女たちは言う、「私たちがここにいる限り、世界は終わらないよ」と――

 
 彼女たちが暮らす日常が繊細な筆致で詩情豊かに描かれます。
 しかし、その日常が優しくて温かいものであればあるほど、その外の世界の謎が深まります。いったい何が起こっているのか、彼女たちはどうなるのか、どうするのか。
 読み終えた後、余韻が押し寄せてきました。 

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