長編、短編のアイデアの出し方の違い
今回はかしこまりこさんのリクエストにお応えして上記タイトルのネタを考えていきたいと思います。
『違い』と言っても、当然ながらシステム的に整理されたものではありません。
アイデアの出し方は基本的に『その場の思いつき』ですね。あるいは街を歩いていて興味深い『何か』を見つけたら、それをネタに話を組み立てる事もあります。
最新作の「ユリって雑草だよね」も、通勤路で『何でこんな道端でユリが咲いてんの?』と驚いた事が始まりです。
漢字の語呂で設定を決める時もあります。「異世界召喚されたらロボットの電池でした(ロボ電)」に登場する主力兵器の『輝甲兵』ですが、まず『きこーへい』という響きに惹かれて(「機甲兵ガリアン」の名前も頭の中に勿論ありました)『装甲がキラキラ輝くから輝甲兵(ドヤァ)』って感じで決めました。
幽炉も同様で、始めは〇〇エンジンみたいな横文字だったのですが、日本軍だしなぁ、という事で日本語の『幽炉』に。でも『ユーロ』と読ませて、敢えて横文字っぽく読ませています。
世界設定なども色んな方面から細かい部分をパク… お借りして、それらを繋ぎ合わせたフランケンシュタインの怪物的な何かを『俺の設定』として発表しています。
ロボ電に関しては前段で幾つも暴露しておりますので、そちらも参照してください。
さて、短編と長編の違いですが、何の事はありません。短編はそれこそ『その場の思いつき』で何でも書けますが、長編だと以前のストーリーとの整合性を持たせなければならない、という点です。
例えば『犬と猫がケンカをする話が書きたい』となった場合、短編ならば好きな様に話を組み立てられますが、長編に組み込むとなるとそれまでの話の流れや世界設定を振り返る必要が出てきます。
なので長編(現在はロボ電)のアイデアは、『前回からどう転べば面白くなるかな?』が出発点になります。どう進めば自然で面白くなるか? これ意外と難しいんですよね
でも難しいが故に面白くもあります。例えば現在鈴代達を始め、世界中を苦しめているゾンビ輝甲兵の設定は、その初運用の直前のシーンで思いついた物だったりします。
逆に40話みたいなふざけたシナリオは、かなり初期から考えていて『いつ使ってやろうか?』と狙っていたネタだったりもしますw
そして色んなネタを思いついても、前段の『うるさい読者』くんにダメ出しされる事もあって、その多くが日の目を見ずにボツになっています。
そんな感じで日々足掻きながら、ちまちまとアイデアをひねり出しているスチャラカ文章書きの私ですが、えーと… もうちょっと頑張ります!
なので読者様諸兄とは末永いお付き合いをさせて頂きたく、お願いいたす所存であります。
まりこさん、ネタ提供ありがとうございました。恐らくご期待に沿える内容では無かったかのではないかと思いますが、また何かお手伝いできる事がありましたら、いつでも言って下さいませw
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