たまには遊んでいるゲームの話でもしましょうか。久々に地球を飛び出して宇宙を守っております。

　えとですね「ステラリス」という戦略級のシミュレーションゲームなのですが、これがまた信じられないくらい奥が深い！

　いやぁ、ゲームで徹夜したとか何年ぶりだろう？　気がついたら午前4時を回っていました。仕事で朝5時半に起きなければいけないのに！w

　………ゴホン。このゲームはRTS（リアルタイムシミュレーション）ゲームでして、実際の時間に沿ってゲーム内の時間も進み、それに伴い開発や艦隊の移動等が行われます。

　まず始めに自分の使う勢力を決める訳ですが、種族ごとに適性が変わるのは勿論、その政治形態でも人口の伸び率や産業の得手不得手や発展速度が変わってきます。

　序盤は近隣の星系を調査して領土に組み込み、採掘基地や研究基地を建設して国力を上げていきます。新しい土地を領土に組み込むのも世論の後押しが必要ですし、基地関係だって資材が無ければ造れません。

　宇宙を調べるうちに『居住可能な惑星』が見つかる事もあります。大抵は人間が住むには過酷な環境ですが、移民船を造って送り出す事も出来ます。

　条件の悪い土地で生きるのは辛い事です。住民の不満が募る事もあるでしょう。

　そんな時は娯楽施設を作ったり、バラマキ政策で住民の不満を抑えたり、いっそ警察や軍隊で押さえ込む事も可能です。あるいは科学の力で無理矢理に星を改造して、暑いとか寒いとか山ばかりとか海ばかりとか化物が出るとか放射能まみれだとか穴だらけで地表に住めないとかの悪条件を力ずくで取り払う事も可能です。

　人間が増えても住環境がそれに比例して伸びるとは限りません。『産めよ増やせよ』も結構ですが、そのうち職にあぶれる人間や住にあぶれる人間が出てきます。

　そんな失業者達はどうすれば…？　そう！　「人口が少なくて開発の遅れている植民星系に送ってしまえばいい」のです！w

　人間達が嫌がるなら労働ロボットを送り込んでもオッケーです。まさかロボットに人権なんて与えてませんよね？w

　ある程度の拡大を続けると、いよいよ他の宇宙人との遭遇が待っています。友好的で穏やかな種族も居れば、好戦的で戦争大好きな種族も居て、その辺は運ゲーになりますね。

　あ、言い忘れましたがこのゲーム、ニューゲームの度に地形や勢力図が変わります。従って過去のプレイと同じ経過を辿る事は絶対にありません。

　人類以外の種族を選ぶ事も出来ますし、新しい種族の設定を自分でカスタマイズする事も出来ます。

　私の初プレイの時は軍事に割く予算がまるで足りなくて、ファーストコンタクトした宇宙人に国まるごと蹂躙されましたw

　現在の2プレイ目は内政を整えて軍事にも注力し、左に現れた大人しい鳥人間と同盟を組んで、右に現れた敵対的な虫人間と戦っております。

　虫人間の同盟者で虫の後ろに居る獣人間が、うちと国境を接していないのに私の使えないワームホールを使って艦隊を送り込んできます。ムカつく。

　まぁ、そんなこんなで戦争は停戦。ちゃんと終わらせるにもルールがあるんです。大体は国境を接した2、3の星系の移譲で方がつく限定戦争ってやつになります。

　仮に相手の首都を落として勝っても2、3の星系が4、5の星系になるだけで相手国を完全に消滅させるのはかなり難しいです。

　まぁ弱らせてから外交で従属させる、とかの戦略が一般的なのでしょうかね……。

　私&鳥人間同盟と一戦交えて疲弊した虫人間国にトドメを刺すべく、新たな戦争を仕掛けようと思いますが、和平協定は10年続くそうなので、こちらも国力増強に努めます。

　さて10年後、憎き虫人間どもに鉄槌を下すべく、宣戦布告をしようと議題を挙げたら、盟友の鳥人間が否決してきやがりました。

　まぁ鳥人間国も元々大きな国じゃ無かったし、まだ前大戦の痛みが引いていないのかも知れません。

　だからと言って、虫人間を殲滅できるこの機会を逃す訳にも行きません。

　ゲーム初期に銀河の仕来りに不慣れな我が国を導いてくれた鳥人間国、交易や技術協力等で我が国を富ませてくれた鳥人間国……。

　でももう国力も技術も軍備もうちが勝ってるからなぁ。そろそろ足手まといになりつつあるんだよなぁ…　鳥人間国との同盟、切っちゃおうかなぁ…w

　うん、俺ってば宇宙の平和守ってないねw　むしろ戦乱を巻き起こしてるよね！w　ワッハッハー！！

　丁度いいタイミングで、邪魔なこと極まりなかった獣人間国で反乱が起きて内乱が始まりました。勿論反体制側を金と技術でこっそり支援w

　更に虫人間国の中に我々と同じ人類の興した小規模コミュニティを発見。宗教国家みたいで後々面倒になりそうだけど、今は虫人間を牽制してもらおう。支援w

　こちらにいい風が吹いてきたよ！　丁度我が国のどこの植民星も失業者が出始めて新しい土地が欲しかったんだよね。

　まずは及び腰の鳥人間たちを説き伏せて、虫人間どもにトドメを刺そう。その後で虫人間国の後ろに居る獣人間国を反乱軍と共に潰す。

そうして我が国が銀河に覇を唱えるのだ！！

　反対側の守りは鳥人間国があるから当面の間は盾になってくれるだろう。鳥人間国が更に弱まればこちらの保護国にして統治してやってもいいw

　さぁて、クライマックスはこれからだ！！

　……なんて事が『全て』実際に出来てしまうゲームです。楽しそうでしょ？w

　え？　ロボ電の書き溜め？　5分コンの『どんでん返し』？　はて？　一体何の話をしているのやら…？w