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だがこれくらいの脅しで負けてなるものかと
「神仏がこの世界に存在していられるのは誰のおかげだと思っているの? あたし達が信じて名前を覚えて使ってあげているからでしょ」
「だから貴女達に無条件で何でもしてあげろと? 人間て本当に身勝手で醜いわね」
「ふん、アンタ達程じゃないわよ」
「交渉は無理よ」
「あらどうして? 私達が貴女達人間につき従わないからかしら?」
「そんなことどうでもいいわ、アンタが直接自分で来てまで欲しがるものをあたしが手放すわけないってことよ。そうね、
「あらそう、意外に面倒ね。それじゃ忠告を言わせてもらおうかしら。
呆れたような溜息をつきながら
「理由は一つ、あたしが欲しいのよ、あの無限の力と神々を従える力があれば何でも出来るじゃない。第一お父様は気が弱すぎるのよ、ほんの少し脅された位で先祖代々苦労してきて、もうすぐ手に入るってところでさっさと手を引いちゃうんだもの。あの土地は
「強欲ね、それにいい感じに馬鹿で調子に乗っているわ。小さな欲は良いけれど大きな欲は自らの何かと引き換えにしても良いと言う覚悟が必要よ。手に入れたいと欲を張る、それが自らの努力で為したものでないなら余計にね」
「
「天才、ね。中々の思考回路でゾクゾクしちゃう。せっかく忠告してあげたのにきく気は無いみたいね」
「だって、あくまで忠告であって命令じゃないから聞く必要はないでしょう? それにたとえ命令って言われてもあたしに命令できる奴なんてこの世界にはいないわ」
高笑いしていう
「珍しく私も同じ気持ちだわ。でもね、最後にもう一度忠告しておくわ。
嫌な笑いを残し指を鳴らして膜を破った
テーブルに代金を置くと店の者に挨拶をし、これみよがしに
勝ち誇ったかのような態度が
しかし、
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