淡々と日常

急行列車の窓に映るコマ送りの自分が淋しそう

目まぐるしい日常の一コマでさえ

笑っていられない自分は惨めだ

何をやっても上手くいかない

生きてりゃまあそんな日もあるさ

なんて気休めの言葉はもう聞き飽きた

努力は裏切らないと言うが

いつも頑張っている自分が不幸で

いつも幸せそうなあいつにムカついている

そんなゴミみたいな自分に嫌気が差している

だからこそ言いたい

俺は、私はよくやっている……と

誰がなんと言おうと自分は頑張っているし

幸福という対価を得るべきだ

評価は他人がつけるもの

違う、評価は自分で作るもの

一時の幸せなんてもうドブに捨てた

明日を生きる希望をかき集めて

生きていることに感謝をする

きっと、それでいい


運が無いのも

金が無いのも

人望無いのも

全部ひっくるめて自分のせい

でもそんな社会の道理で納得できない

寒空の下風に吹かれて食べるチーズカレーパン

そんな小さな幸せでこの先何年生きていくのか

他人のせいにしたくはない

でも他人のせいでもあるのは事実

自分のせいにしたくはない

でも自分のせいになるのが現実

明日もきっとそんな感じで不幸と不幸に挟まれて

どれだけ頑張ることができるか

0.01秒先の明日に覚悟を決めて

絶望を抱えて今日も眠る


暗くて淋しい窓に映るやつれた自分が悔しそう

薄暗い部屋のタイプ音さえ妙に虚しくて

今日も独りの自分は惨めだ

心と体が重くて気が乗らない

自分の機嫌くらい自分取りなさい

なんて安っぽい説教はもう聞き飽きた

努力は裏切らないと言うが

いつも頑張っている自分が貧乏で

いつも裕福そうなあいつに嫉妬している

そんなカスみたいな自分に嫌気が差しいてる

だからこそ言いたい

俺は、私はよくやっている……と

誰がなんと言おうと自分は頑張っているし

お金という対価を得るべきだ

自分のことは自分が一番よくわかっていたら

こんなに苦労はしてきていないよ

明日を生きる希望をかき集めて

生きていることに感謝をする

きっと、それでいい

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